第11回 自動車機能安全カンファレンス 2023
第11回 自動車機能安全カンファレンス 2023
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12/6(水) 10:00-11:35
  • OP1
  • オープニングリマークス
  • 10:00-10:05

開会の挨拶

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所 
新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩

OP1 10:00-10:05

オープニングリマークス

開会の挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所 
    新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
  • K1
  • 基調講演
  • 10:05-10:55

自動運転技術を活用した移動サービス実用化の取組

国立研究開発法人 産業技術総合研究所

デジタルアーキテクチュア研究センター 招聘研究員
横山 利夫

K1 10:05-10:55

基調講演

自動運転技術を活用した移動サービス実用化の取組

セッション概要

本講演では、最初に日本における自動運転技術を搭載したモビリティの実用化状況を紹介し、続いてRoAD to the L4プロジェクトの目標、推進体制、個別テーマ1からテーマ4の具体的な取組内容を紹介する。また、これらの取り組みから得られた知見や経験を基に、さまざまな地域で取り組みが実施されているAD MaaS(Automated Driving Mobility as a Service)の社会実装事業への支援を紹介する。最後に、国外の取組状況に関する調査結果を紹介した後、今後の計画について説明する。

講師写真
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • デジタルアーキテクチュア研究センター
  • 招聘研究員
  • 横山 利夫 氏
講師プロフィール

1979年 本田技研工業(株)入社  
2000年 Honda R&D Americas Vice president
2003年 Honda Research Institute USA President
2008年 (株)本田技術研究所 未来交通システム研究室 室長
2012年 (株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター自動運転/ITS研究開発担当
2014年 日本自動車工業会 自動運転検討会 主査
2021年 本田技研工業(株)退職
2021年 産業技術総合研究所 招聘研究員
      LoAD to the L4 ProjectのCoordinatorとして現在に至る

  • S1
  • 特別講演
  • 10:55-11:25

SDVにおけるゾーンアーキテクチャと振る舞いモデル

株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所

取締役 副社長
渡辺 政彦

S1 10:55-11:25

特別講演

SDVにおけるゾーンアーキテクチャと振る舞いモデル

セッション概要

SDV(ソフトウェアデファインドビークル)を効率的にDevOps(開発・運用)ができるゾーンアーキテクチャが注目されている。ゾーンアーキテクチャはドメインにまたがるソフトウェアを統合した新しい機能の提供および、更新をしやすくする。しかしながら、ゾーン化によりドメインをまたぐ部分に『漏れ』が発生しやすいという課題がある。そこで、車載用ゾーンアーキテクチャのソフトウェア開発において、振る舞いモデルは具体的にこの課題をどのように解決できるかを解説する。

講師写真
  • 株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所
  • 取締役
  • 副社長
  • 渡辺 政彦 氏
講師プロフィール

博士(工学)
株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所 取締役副社長 CTO
九州工業大学大学院 情報工学研究院 客員教授

  • QA-K1/S1
  • Q&A
  • 11:25-11:35

K1/S1ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

QA-K1/S1 11:25-11:35

Q&A

K1/S1ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/6(水) 12:30-13:45
  • A1-1
  • 招待講演
  • 12:30-13:00

クリティカルアプリケーションにAIを安全に適用するために
~ごみ焼却発電プラントへの適用事例~

株式会社日立製作所/日立Astemo株式会社

研究開発グループ コネクティブオートメーションイノベーションセンタ 自律制御研究部/技術開発統括本部  システムアーキテクチャ開発部 シニア社員/ダイレクタ
金川 信康

A1-1 12:30-13:00

招待講演

クリティカルアプリケーションにAIを安全に適用するために
~ごみ焼却発電プラントへの適用事例~

セッション概要

自動運転の導入にあたって課題とされていたAI(人工知能)の安全性が近年になって生成AIの出現を機に再び世の中の注目を浴びるようになってきている。
ディープ・ラーニングを始めとする人工知能は人知を超えた最適解を提供してくれるが、その安全性は必ずしも保証されたものではない。そこで本講演では、人工知能の動作の安全性を高めるために、人工知能とは独立して出力の安全性を検証する機能を付加するアプローチ、そして本アプローチを導入し、実プラントでのAI制御による高効率長期運転に成功したごみ焼却発電プラントへの適用事例を紹介する。

講師写真
  • 株式会社日立製作所/日立Astemo株式会社
  • 研究開発グループ コネクティブオートメーションイノベーションセンタ 自律制御研究部/技術開発統括本部  システムアーキテクチャ開発部
  • シニア社員/ダイレクタ
  • 金川 信康 氏
講師プロフィール

1987年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程(制御工学専攻)修了。同年(株)日立製作所日立研究所入所、1991~1992年UCLA Computer Science学科Visiting Scholar。産業用各種フォールトトレラントシステム、安全な人工知能の研究開発に従事。
日本信頼性学会元会長、電子情報通信学会フェロー、IFIP TC.10, WG.10.4 各メンバ、IEC TC65 各委員会国際エキスパート。博士(工学)

  • A1-2
  • ソリューション講演
  • 13:00-13:15

SDV化時代における機能安全対応の落とし穴
~ECU統合化時の機能安全対応は?~

ガイオ・テクノロジー株式会社

ソリューション事業本部 技師長
安田 威彦

A1-2 13:00-13:15

ソリューション講演

SDV化時代における機能安全対応の落とし穴
~ECU統合化時の機能安全対応は?~

セッション概要

自動車産業を取り巻く環境は大きく変化しており、100年に1度の大変革時代と言われている。欧米をはじめとして、日本でも車載ECUの統合化が進み、2020年頃からSDV(Software Defined Vehicle)化された車両が増えてきている。本講演では、車載業界のHPC&SDVされたシステムの進化の流れを説明し、SDV化の進展により新たに発生する機能安全対応の課題(落とし穴)と対策(進め方)について、事例を交えて説明する。

講師写真
  • ガイオ・テクノロジー株式会社
  • ソリューション事業本部
  • 技師長
  • 安田 威彦 氏
講師プロフィール

1986年松下電器産業株式会社に入社。
FDD&HDD用SCSIコントローラ開発、Mini-Disc開発を経て、1996年より
カーナビゲーションシステムの開発に従事。
ナビ用LSI開発、OSを含むSW-PF部の開発をシステムアーキテクトとして従事。
2017年に社内機能安全スキル認定を取得し、車載充電器の機能安全設計に従事。
その後、Cockpitドメインコントローラの開発で機能安全設計を実施。
2023年にガイオテクノロジー株式会社に入社し、現在に至る。

  • A1-3
  • ソリューション講演
  • 13:15-13:30

人とAIが共進化する未来の安全担保への取り組み

株式会社イマジナリー

取締役
森川 聡久

A1-3 13:15-13:30

ソリューション講演

人とAIが共進化する未来の安全担保への取り組み

セッション概要

当社グループでは2017年以降、AIシステムの機能安全対応や説明性、自動運転レベル4システムを安全論証する技術を開発してきた。この技術を応用して、近未来のシステムへの安全論証技術の研究開発に着手した。
未来社会の姿として、我が国ではSociety 5.0、欧州ではIndustry5.0が提唱されている。当社ではAIを中心としたシステムの発展が、AIの進化だけではなく、人間の価値観や行動をも進化させ、社会全体が最適化されていくと想像している。しかし、このような「人とAIの共進化」を実現するには、従来の検証手法や安全保証手法では社会実装の効率があまりにも悪い。
そこで当社では、「未来のあらゆる変化に対しても安全安心社会を持続できる新技術」の確立を目指している。この技術は、完全自動運転など近未来のさまざまなAIシステムの安全論証にも応用可能と考える。
本セッションでは、これまで取り組んできたAIや自動運転の安全論証活動の最新状況に加え、2022年より始動した研究活動の最新状況を紹介する。当社の安全論証の知見を、安全に社会実装する際の基盤技術として提供していきたい。

講師写真
  • 株式会社イマジナリー
  • 取締役
  • 森川 聡久 氏
講師プロフィール

株式会社ヴィッツに入社後、デジタル情報家電や車載ソフトウェアの開発に従事。2006年より機能安全に従事し、2012年に世界初のISO 26262 ASILDプロセス認証取得を成功に導く。その後、10種以上の産業分野向けに機能安全や製品安全を支援。2019年にAIシステムの安全論証の具体的手法をまとめたSEAMSガイドラインを発表。2022年より人とAIが共進化する未来社会に貢献する技術を研究開発中。
2021年より株式会社イマジナリーも兼務。ISO/IEC JTC1/SC42 WG3エキスパート。IoT住宅規格開発WGオブザーバー。MISRA-C研究会メンバ。ASDoQ運営委員。CEST幹事。

  • QA-A1
  • Q&A
  • 13:30-13:45

A1ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

QA-A1 13:30-13:45

Q&A

A1ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/6(水) 14:15-15:30
  • A2-1
  • 招待講演
  • 14:15-14:45

Coming Soon..

研究開発法人 宇宙航空研究開発機構

研究開発部門 第三研究ユニット 主幹研究開発員
石濱 直樹

A2-1 14:15-14:45

招待講演

Coming Soon..

セッション概要

講師写真
  • 研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
  • 研究開発部門 第三研究ユニット
  • 主幹研究開発員
  • 石濱 直樹 氏
  • A2-2
  • 招待講演
  • 14:45-15:15

レベル4自動運転移動サービスに関する安全設計・評価ガイドブック

一般財団法人日本自動車研究所

新モビリティ研究部 主席研究員
平岡 敏洋

A2-2 14:45-15:15

招待講演

レベル4自動運転移動サービスに関する安全設計・評価ガイドブック

セッション概要

安全設計・評価ガイドブックは自動運転移動サービスに必要な安全性の確保に向けた設計を確実かつ効率的に行うための一連の実施項目,実施方法,注意点,実施事例等を体系的にまとめたものである.本ガイドブックは,安全設計の知見や経験が少ない自動運転移動サービス事業者や自動運転車両開発者などにとって「参考書・手引書」として有効活用することを目指している.本講演では,2023年8月に公開された「安全設計・評価ガイドブック(第1版)」の内容を中心に,ガイドブックの概要・位置づけ・これまでの取組みなどを紹介する.

講師写真
  • 一般財団法人日本自動車研究所
  • 新モビリティ研究部
  • 主席研究員
  • 平岡 敏洋
講師プロフィール

1994年3月京都大学工学部精密工学科卒業,1996年3月京都大学大学院工学研究科精密工学専攻修士課程修了.同年松下電器産業株式会社入社.1998年10月京都大学大学院情報学研究科助手,2007年4月同研究科助教,2017年10月より名古屋大学未来社会創造機構人間機械協調制御研究部門特任准教授,2019年4月より同機構・モビリティ社会研究所特任准教授,2019年7月より東京大学生産技術研究所自動運転の車両運動制御寄付研究部門特任教授,2022年10月より日本自動車研究所新モビリティ研究所主席研究員となり現在に至る.博士(情報学).専門は,ヒューマンマシンシステムの研究,とくに自動車の運転支援システム・自動運転システムに関する研究に従事.

  • A2-QA
  • Q&A
  • 15:15-15:30

A2ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

A2-QA 15:15-15:30

Q&A

A2ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/6(水) 16:00-17:00
  • P1
  • パネルディスカッション
  • 16:00-17:00

進化するクルマの知能化技術とその安全
~AI等、先端技術の安全性を如何に確保すべきか~

パネリスト

国立研究開発法人 産業技術総合研究所

デジタルアーキテクチュア研究センター 招聘研究員
横山 利夫
パネリスト

マツダ株式会社

統合制御システム開発本部 上席研究員
久保 敬也
パネリスト

株式会社 日立製作所

研究開発グループ 制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部/日立Astemo株式会社 技術開発統括本部 システムアーキテクチャ開発部 ダイレクター
金川 信康
パネリスト

株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所

取締役 副社長
渡辺 政彦
モデレータ

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩
モデレータ

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

独立行政法人情報処理推進機構 社会基盤センター 専門委員
田丸 喜一郎

P1 16:00-17:00

パネルディスカッション

進化するクルマの知能化技術とその安全
~AI等、先端技術の安全性を如何に確保すべきか~

セッション概要

講師写真
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • デジタルアーキテクチュア研究センター
  • 招聘研究員
  • 横山 利夫 氏
講師写真
  • マツダ株式会社
  • 統合制御システム開発本部
  • 上席研究員
  • 久保 敬也 氏
講師写真
  • 株式会社 日立製作所
  • 研究開発グループ 制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部/
  • 日立Astemo株式会社 技術開発統括本部 システムアーキテクチャ開発部 ダイレクター
  • 金川 信康 氏
講師写真
  • 株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所
  • 取締役
  • 副社長
  • 渡辺 政彦 氏
講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
  • 独立行政法人情報処理推進機構
  • 社会基盤センター 専門委員
  • 田丸 喜一郎 氏
12/7(木) 10:00-11:35
  • OP2
  • オープニングリマークス
  • 10:00-10:05

開会の挨拶

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所 
新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩

OP2 10:00-10:05

オープニングリマークス

開会の挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所 
    新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
  • K2
  • 基調講演
  • 10:05-10:55

日本におけるセキュリティの歴史とJ-Auto-ISAC

一般社団法人Japan Automotive ISAC

代表理事 東京電機大学 名誉教授
佐々木 良一

K2 10:05-10:55

基調講演

日本におけるセキュリティの歴史とJ-Auto-ISAC

セッション概要

日本におけるセキュリティ研究の歴史を、セキュリティ研究黎明期および、2つのターニングポイントの観点から、報告者の経験に基づき紹介する。併せて今後のサイバー攻撃の動向と必要な対応について整理する。
次に、ISAC(Information Sharing and Analysis Center)のニーズと動向に言及し、どのような分野でISACが活動しているかをまとめる。そのうえで、自動車に関するサイバーセキュリティ研究動向を説明したのち、2021年2月に発足したJ-Auto-ISACの活動の目的、技術委員会、SOC(Security Operation Center)、サポートセンターからなる組織構成や、活動概要、今後の展開計画などについて紹介する。

講師写真
  • 一般社団法人Japan Automotive ISAC
  • 代表理事
  • 東京電機大学 名誉教授
  • 佐々木 良一 氏
講師プロフィール

1971年日立製作所入社。システム開発研究所にてシステム高信頼化技術、セキュリティ技術、ネットワーク管理システム等の研究開発に従事。2001年4月より東京電機大学教授、2020年より同大学名誉教授兼客員教授。工学博士(東京大学)。J-Auto-ISAC代表理事。著書に、「ITリスクの考え方」岩波新書2008年等。2002年情報処理学会論文賞受賞、2007年および2017年に総務大臣表彰、2017年電子情報通信学会マイルストーン表彰等。日本セキュリティ・マネジメント学会会長、内閣官房サイバーセキュリティ補佐官等を歴任。

  • S2
  • 特別講演
  • 10:55-11:25

自動運転の社会実装とサイバーセキュリティ対策
中堅OEM、サプライヤのサイバーセキュリティ上位管理者の方々へ

デロイト トーマツ サイバー合同会社

Cyber Advisory シニアフェロー
上原 茂

S2 10:55-11:25

特別講演

自動運転の社会実装とサイバーセキュリティ対策
中堅OEM、サプライヤのサイバーセキュリティ上位管理者の方々へ

セッション概要

自動運転の社会実装が目前に迫る今、的確なサイバーセキュリティ対応が大きな課題である事は言うまでもない。
しかし、中堅OEM、サプライヤのサイバーセキュリティ管理者の方々で「自社で実施しているサイバーセキュリティ対応は確実に的を射ており心配ない」 と言い切れる方は非常に少ないのではないか? 
そこで本講演では最低限これだけは確実にやっておかなければ始まらないと言ってもよい「いろはの "い" と "ろ" 」の辺りについてお話しする。

講師写真
  • デロイト トーマツ サイバー合同会社
  • Cyber Advisory
  • シニアフェロー
  • 上原 茂 氏
講師プロフィール

トヨタ自動車で電子制御、通信システム、電子プラットフォーム開発・設計・評価に従事。
2009~2012年 欧州トヨタ駐在 電子システム設計・評価  ダイレクター
2016~2021年 日本自動車工業会J-Auto-ISAC WG  主査
2019~2021年 内閣府SIP adus サイバーセキュリティ研究  リーダー
2021年2月 一般社団法人 J-Auto-ISAC設立  運営委員長
2022年1月~ デロイトトーマツサイバー  シニアフェロー

  • QA-K2/S2
  • Q&A
  • 11:25-11:35

K2/S2ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

QA-K2/S2 11:25-11:35

Q&A

K2/S2ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/7(木) 12:30-13:45
  • B1-1
  • 招待講演
  • 12:30-13:00

デジタル時代の社会構造と安全実現のために考慮すべきこと

慶應義塾大学大学院

システムデザイン・マネジメント研究科 教授
白坂 成功

B1-1 12:30-13:00

招待講演

デジタル時代の社会構造と安全実現のために考慮すべきこと

セッション概要

国が目指すデジタル田園都市国家構想に代表されるように、日々の生活においてデジタル技術を活用することが当たり前になってきた。自動車の分野でも、CASEのようにこれまでとは全く異なる性質を持ったシステムが実現されるようになってきた。しかしながら、デジタル技術で新しい性質を持ったシステムの安全は、これまでのシステムの安全と同じアプローチでは実現ができないところも多い。本講演では、デジタル時代の社会構造の特徴を捉えた上で、システムの安全を実現するために考慮すべきポイントについては事例を含めて紹介する。

講師写真
  • 慶應義塾大学大学院
  • システムデザイン・マネジメント研究科
  • 教授
  • 白坂 成功 氏
講師プロフィール

東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2023年10月より同研究科 委員長に就任。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンターアドバイザリーボード座長、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート エグゼクティブアドバイザーをはじめ、内閣府宇宙政策委員会委員、経済産業省グリーンイノベーションプロジェクト部会WG3座長等、政府の各種委員を務める

  • B1-2
  • ソリューション講演
  • 13:00-13:15

サイバーセキュリティ対応の現場実践経験に基づく分析から論証までの考察
~機能安全経験者によるサイバーセキュリティ対応の要点~

株式会社日立産業制御ソリューションズ

コネクティブエンジニアリング事業部 ソフトウエア・デファインド・ソリューション本部 MBSE DESIGN センタ 第三グループ
夏山 雄平

B1-2 13:00-13:15

ソリューション講演

サイバーセキュリティ対応の現場実践経験に基づく分析から論証までの考察
~機能安全経験者によるサイバーセキュリティ対応の要点~

セッション概要

自動車開発では、機能安全規格ISO 26262対応に加え、サイバーセキュリティ対応としてUN-R 155、ISO/SAE 21434準拠が必要となっている。これまで機能安全規格対応を実施してきた開発現場では、サイバーセキュリティ対応での新たなプロセス構築や脅威分析、論証などへの対応が求められる。本発表では、開発現場における、サイバーセキュリティ対応の課題や解決のための基本的な考え方を、ISO 26262導入後にISO/SAE 21434を取り組むことのメリットや、OEM/サプライヤにおける導入事例を絡めて紹介する。

講師写真
  • 株式会社日立産業制御ソリューションズ
  • コネクティブエンジニアリング事業部 ソフトウエア・デファインド・ソリューション本部 MBSE DESIGN センタ 第三グループ
  • 夏山 雄平 氏
講師プロフィール

2017年より車載ソフトウェア開発プロジェクトに参画、AD/ADASシステム開発において、機能安全(ISO26262)に対応したシステム設計および検証業務に従事。
近年は機能安全だけでなく、サイバーセキュリティ(ISO21434)に対応したセキュリティ分析やMBSE(Model Based Systems Engineering)技術を用いたモデル開発などの上流エンジニアリング業務に取り組む。

  • B1-3
  • ソリューション講演
  • 13:15-13:30

IEC 62853の4観点を活用した,車載ソフトウェア開発における現場課題分析と改善

一般社団法人ディペンダビリティ技術推進協会

自動車応用部会
近美 克行

B1-3 13:15-13:30

ソリューション講演

IEC 62853の4観点を活用した,車載ソフトウェア開発における現場課題分析と改善

セッション概要

VUCAの時代と言われて久しいですが、みなさまの自動車ソフトウェア開発の現場においても例外ではなく激しい変化の波にさらされていると思います。不確実性から来る課題もつぎつぎ明らかになり、現場の悩みは尽きません。わたしたちディペンダビリティ技術推進協議会(DEOS)では、VUCA時代のシステム開発における総合信頼性(信頼性や安全性など、システムに要求される品質の総称)について継続して議論し、国際規格IEC62853(JIS C 62853)の発行を主導してきました。DEOS自動車応用部会では会員企業から様々なコンテキストを持つエンジニアが参加し研究活動を行っています。本セッションでは、ソフトウェア開発チームの総合信頼性を高める活動によって現場の悩みを整理・解決しながら、ソフトウェアの品質向上を目指す議論について、規格意図の理解共有が進まず、現場活動が迷子になったり、やったふりになる課題についての議論を中心に、ご紹介します。

講師写真
  • 一般社団法人ディペンダビリティ技術推進協会
  • 自動車応用部会
  • 近美 克行 氏
講師プロフィール

主に組み込み分野での製品やソフトウェアの品質保証業務やテスト業務に従事。ここ数年はSEPG/PMOとしてシステムやソフトウェアの開発現場にて、プロセス、マネジメント、プロダクトの各側面から改善を推進している。ディペンダビリティ技術推進協会・自動車応用部会には2017年より参加。各社からの参加メンバーと共に、規格の知見を現場に生かすために日々議論を進めている。

  • QA-B1
  • Q&A
  • 13:30-13:45

B1ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

QA-B1 13:30-13:45

Q&A

B1ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/7(木) 14:15-15:30
  • B2-1
  • 招待講演
  • 14:15-14:45

機能安全ソフトウェア開発への形式手法の活用​

一般社団法人JASPAR

機能安全WG 株式会社OTSL プロセス事業部 事業部長
山本 輝俊

B2-1 14:15-14:45

招待講演

機能安全ソフトウェア開発への形式手法の活用​

セッション概要

本講演では、JASPAR機能安全WGソフトウェアチームでこれまでに検討してきた、設計・プログラミング段階のソフトウェアに形式手法を適用する方法(ツール環境構築と利用方法)と、適用した効果として分かった内容について事例を交え紹介する。​
具体的には、以下の2点を紹介する​
1.プログラミング工程の形式検証として、ツールFrama-CおよびCBMCを用いた試行例​
2.ソフトウェア設計工程の形式検証として、ツールSpinをを用いた試行例

講師写真
  • 一般社団法人JASPAR
  • 機能安全WG
  • 株式会社OTSL プロセス事業部 事業部長
  • 山本 輝俊 氏
講師プロフィール

・機能安全・セキュリティを含む開発プロセスに関する支援業務(機能安全・セキュリティの講習・教育のコンテンツ作成/講師、プロセス改善/成果物作成支援など)、および、自動運転、MaaS、IoT住宅が連携するシステムオブシステムズの開発・運用を通した安全・安心・信頼に関わるプロセスアーキテクチャ技術の研究開発に従事
・一般社団法人JASPAR機能安全WG ソフトウェアチームリーダー
・人とIoT住宅との協調安全に関する国際標準策定WG オブザーバー

  • B2-2
  • ソリューション講演
  • 14:45-15:00

車載ソフトウェア開発の規格対応とモダン開発ワークフローにおけるテスト自動化のご紹介

テクマトリックス株式会社

ソフトウェアエンジニアリング事業部
西尾 好正

B2-2 14:45-15:00

ソリューション講演

車載ソフトウェア開発の規格対応とモダン開発ワークフローにおけるテスト自動化のご紹介

セッション概要

自動車のサイバーセキュリティ法規では、ISO/SAE 21434準拠のプロセスに従ったセキュアなソフトウェア開発ができていることが要求される。本講演では、ツールを用いた効率的なMISRA、CERT等へのガイドライン準拠や規格要件達成のための効率的なテスト検証方法についてご説明する。また、近年組み込み業界で注目を浴びているモダン開発ワークフローにおけるCI/CDプラットフォームや構成管理などのツールと連携したテストの自動化の一例を紹介する。

講師写真
  • テクマトリックス株式会社
  • ソフトウェアエンジニアリング事業部
  • 西尾 好正 氏
講師プロフィール

前職では、大手ITサービス提供企業にてオープンソースの管理サービスを社内向けに提供し、利用者のサポート対応などの業務に従事した後、2021年4月テクマトリックスに入社、ソフトウェア開発支援ツールのプリセールスとサポートに携わっている。

  • B2-3
  • ソリューション講演
  • 15:00-15:15

脅威/脆弱性のサイバーセキュリティ対策の考え方
~サイバーセキュリティリスクアセスメントの基準とは?~

株式会社アトリエ

サイバーセキュリティアシュアランス事業部 部長
杉山 歩

B2-3 15:00-15:15

ソリューション講演

脅威/脆弱性のサイバーセキュリティ対策の考え方
~サイバーセキュリティリスクアセスメントの基準とは?~

セッション概要

サイバーセキュリティ開発では、コンセプトフェーズの脅威分析で特定した脅威シナリオに対処が必要か否かを判断し、必要に応じてサイバーセキュリティゴールと、それを実現するためのサイバーセキュリティ対策を導出します。
そして、製品開発フェーズの脆弱性分析では、サイバーセキュリティ対策を施した製品に残存する脆弱性がどの程度簡単に悪用できるかを判断し、必要に応じて追加のサイバーセキュリティ対策を施します。
しかし、これらの分析で導出した全ての脅威/脆弱性にサイバーセキュリティ対策を施すと膨大なコストがかかる反面、サイバーセキュリティ対策が不要と判断するための基準はISO/SAE 21434にも定義がされていません。
本講演では、「脅威分析によるサイバーセキュリティゴールの導出」、「脆弱性分析によるサイバーセキュリティ対策の設計検証」、というそれぞれの目的に応じて、サイバーセキュリティ対策の必要性を判断する基準について紹介します。

講師写真
  • 株式会社アトリエ
  • サイバーセキュリティアシュアランス事業部
  • 部長
  • 杉山 歩 氏
講師プロフィール

親会社のヴィッツにて10年ほど自動車向けリアルタイムOSの開発に従事。その中で、リアルタイムOSの機能安全対応を行うプロジェクトに従事し、安全コンセプトの開発や安全機能のアーキテクチャ設計などを実施。
2012年より自動車セキュリティに関する研究事業に従事し、プロジェクトリーダを務め、その経験を生かしてセキュリティの事業を立ち上げ。
2023年より子会社のアトリエに転籍し、現在はOEM/サプライヤのサイバーセキュリティ対応支援として、CSMS構築や脅威分析/脆弱性分析の支援などを実施中。

  • B2-QA
  • Q&A
  • 15:15-15:30

B2ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

B2-QA 15:15-15:30

Q&A

B2ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/7(木) 16:00-17:15
  • B3-1
  • 招待講演
  • 16:00-16:30

中国市場を見据えた機能安全&サイバーセキュリティ動向

一般社団法人日本自動車工業会

エレクトロニクス部会 電子プラットフォーム分科会 分科会長
川名 茂之

B3-1 16:00-16:30

招待講演

中国市場を見据えた機能安全&サイバーセキュリティ動向

セッション概要

ISO 26262やISO/SAE 21434、UN-R 155やUN-R 156 等、安全の基準標準を取り巻く各国動向は目が離せない。非常に厳しい基準になりそうな中国規制をいち早くキャッチし、早期に対応することが重要である。本講演では、これらの基準標準が必須要件となった場合の課題について触れる。

講師写真
  • 一般社団法人日本自動車工業会
  • エレクトロニクス部会 電子プラットフォーム分科会
  • 分科会長
  • 川名 茂之 氏
講師プロフィール

自工会電子プラットフォーム分科会長として、車載電気電子システムの安全設計基盤技術の業界活動に従事。同時にJASICの国連CS&OTA対応WG主査、自技会情報セキュリティ分科会幹事、ISO/TC22/SC32/WG11の国際標準のエキスパート、名古屋大学非常勤講師。トヨタ自動車(株)勤務。

  • B3-2
  • ソリューション講演
  • 16:30-16:45

アジャイルアプローチのソフトウェア開発におけるサイバーセキュリティリスク管理

日本シノプシス合同会社

ソフトウェア・インテグリティ・グループ シニア プリンシパル オートモーティブ セキュリティス トラテジスト & エグゼクティブ アドバイザー
岡 デニス健五

B3-2 16:30-16:45

ソリューション講演

アジャイルアプローチのソフトウェア開発におけるサイバーセキュリティリスク管理

セッション概要

自動車業界がSDV(ソフトウェアデファインドビークル)に変化するにつれ、ソフトウェア開発手法は、リリースサイクルを短縮したアジャイルアプローチに従うように変化している。そのため、効率と市場投入までの時間を改善するために、自動化とテストへの注目が高まっている。テストを強化することで、開発中の不具合を早期に発見し修正することが可能になり、サイバーセキュリティリスクとコストの削減につながる。結果としてより早くリリースは可能となる。このような新しいソフトウェア開発アプローチでは、ソフトウェア開発ライフサイクル全体のサイバーセキュリティリスク管理が必須となる。本講演では、ソフトウェア開発ライフサイクルにおけるサイバーセキュリティリスク管理方法のワークフロー例を紹介する。

講師写真
  • 日本シノプシス合同会社
  • ソフトウェア・インテグリティ・グループ
  • シニア プリンシパル オートモーティブ セキュリティス トラテジスト & エグゼクティブ アドバイザー
  • 岡 デニス健五 氏
講師プロフィール

自動車業界において15年以上のグローバルな経験を持つオートモーティブサイバーセキュリティの専門家。日本シノプシス合同会社にてプリンシパルオートモーティブセキュリティストラテジストとして自動車セキュリティのソリューション業務に従事。70以上の執筆を手掛け、イベントでの講演も世界中で多数行っている。最新の出版書籍は「Building Secure Cars: Assuring the Automotive Software Development Lifecycle」 (Wiley, 2021)。

  • B3-3
  • ソリューション講演
  • 16:45-17:00

自動車サイバーセキュリティにおけるPSIRT活動

DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社

セーフティ&セキュリティ事業部
サイバーセキュリティラボ エキスパート
高木 佳彦

B3-3 16:45-17:00

ソリューション講演

自動車サイバーセキュリティにおけるPSIRT活動

セッション概要

自動車メーカーは、UN-R155の施行に伴い、自動車に対するいわゆるPSIRT活動(製品CS品質向上活動)が求められる。本講演では、特にPSIRT活動におけるCS情報の監視、評価、脆弱性分析、リスク対応決定の流れを概説するとともに、弊社での事例について紹介する。

講師写真
  • DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
  • セーフティ&セキュリティ事業部
    サイバーセキュリティラボ
  • エキスパート
  • 高木 佳彦 氏
講師プロフィール

前職にてICカードを活用したセキュリティシステムの開発、自動車セキュリティ研究開発、コネクティッドカー向け通信管理プラットフォームの構築・サービス提供等の業務に従事した後、2022年5月より現職。自動車、宇宙等のサイバーセキュリティ対応支援、PSIRT構築支援、運用代行に従事。

  • B3-QA
  • Q&A
  • 17:00-17:15

B3ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

B3-QA 17:00-17:15

Q&A

B3ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/8(金) 10:00-11:35
  • OP3
  • オープニングリマークス
  • 10:00-10:05

開会の挨拶

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所  新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩

OP3 10:00-10:05

オープニングリマークス

開会の挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所  新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
  • K3
  • 基調講演
  • 10:05-10:55

交通事故ゼロ社会と 自由な移動の喜びを目指して
~運転支援/自動運転/協調人工知能の取り組み~

株式会社本田技術研究所 先進技術研究所

知能化研究ドメイン フェロー
杉本 洋一

K3 10:05-10:55

基調講演

交通事故ゼロ社会と 自由な移動の喜びを目指して
~運転支援/自動運転/協調人工知能の取り組み~

セッション概要

Hondaは『すべての人に交通事故ゼロと自由な移動の喜びを提供する』ことを目指し、2050年には全世界に於いてHondaの二輪・四輪が関与する交通事故死者ゼロを達成することを目標としている。2021年には世界で初めて自動運転レベル3実用化を実現したが、その開発で培われた技術・知見を活用して先進運転支援技術の進化を加速することで、一日も早い事故ゼロ社会の実現に向けて取り組んでいる。本講演では、運転支援/自動運転技術の今後の進化について解説し、さらに、自宅から目的地までシームレスに支援することで自由な移動の拡大を図る、協調人工知能によるモビリティの進化について紹介する。

講師写真
  • 株式会社本田技術研究所 先進技術研究所
  • 知能化研究ドメイン
  • フェロー
  • 杉本 洋一 氏
講師プロフィール

1986年(株)本田技術研究所入社。以来、ブレーキ制御技術、予防安全/運転支援技術の研究に従事、世界初の追突軽減ブレーキ(CMBS)の実用化に携わる。2015年より上席研究員として、運転支援/自動運転領域の技術を担当。レベル3自動運転システムの開発を先導、2021年3月 世界初の実用化。
2016年~2023年3月:内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動運転 サブPD(Program Director)を担当。
2023年~:(株)本田技術研究所 先進技術研究所 フェロー

  • S3
  • 特別講演
  • 10:55-11:25

V2Xの最新動向と実装へ向けた評価手法

キーサイト・テクノロジー株式会社

Automotive & Energy Solutions 事業部 Business development manager
髙野 修平

S3 10:55-11:25

特別講演

V2Xの最新動向と実装へ向けた評価手法

セッション概要

V2Xは世界各国で実装が進められており、日本でも導入に向け実験が行われています。実験には、車載器や路側機だけでなく各国のITS仕様に準拠したソフトウェアなども必要です。準備に手間がかかり、実験中のV2X通信を可視化するにも苦労があります。そういった課題に有効な、車載器と路側機の開発プラットフォーム、各国の仕様に準拠したソフトウェア、通信状況をモニタできるツール、実際の車載器や路側機に代わってメッセージを出力できるエミュレータを使った評価手法について解説します。また、シナリオシミュレーションにV2X通信を追加し、効率よくECUを評価する方法についてもご紹介します。

講師写真
  • キーサイト・テクノロジー株式会社
  • Automotive & Energy Solutions 事業部
  • Business development manager
  • 髙野 修平 氏
講師プロフィール

キーサイト・テクノロジーの Automotive & Energy Solutions事業部 ビジネス開発部門所属。主にConnected、自動運転/ADAS系のテストソリューションを担当。C-V2Xや車載Ethernet などの通信の評価、レーダーセンサのテスト、サイバーセキュリティ対策などを主軸に、顧客ニーズに合わせたテストソリューションを提案している。

  • QA-K3/S3
  • Q&A
  • 11:25-11:35

K3/S3ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

QA-K3/S3 11:25-11:35

Q&A

K3/S3ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/8(金) 12:30-13:45
  • C1-1
  • 招待講演
  • 12:30-13:00

CASE時代を迎えた機能安全規格の今後
~ISO 26262 第3版への動向~

公益社団法人自動車技術会

電子電装部会 機能安全分科会 分科会長
大村 一世

C1-1 12:30-13:00

招待講演

CASE時代を迎えた機能安全規格の今後
~ISO 26262 第3版への動向~

セッション概要

自動車電子システムの安全規格は、既に利用が普及定着しているISO 26262(機能安全)と昨年新たに発行されたISO 21448(意図した機能の安全/SOTIF)によりラインナップが完成した。しかし、今後CASEの進展により自動車の電子機能は更なる高度化・複雑化および技術の多様化が予測され、新たな課題が見えてきている。それは、車の中のみならず車の外との相互関係、いわゆるV2Xも安全性の重要な要となりつつある。それら車内外の変化を捉え、ISO 26262規格は次の第3版へ向けた活動がその前哨戦となる関連PASやTRの開発含めて進展しており、その近況と自技会の取り組みを紹介する。

講師写真
  • 公益社団法人自動車技術会
  • 電子電装部会 機能安全分科会
  • 分科会長
  • 大村 一世 氏
講師プロフィール

日産自動車(株)において、電子信頼性・安全性関連の技術開発および安全関連の電子制御システム開発に長年従事。ISO26262規格発効を契機に、社内外で機能安全の普及推進活動に携わる。2013年から自動車技術会 電子電装部会・機能安全分科会長に就任、ISO 26262第2版およびISO 21448(SOTIF)等の国際規格開発に参画。現在は、ISO 26262第3版構想および関連する安全関連の国際規格開発活動に参画している。

  • C1-2
  • ソリューション講演
  • 13:00-13:15

機能安全分析とサイバーセキュリティ分析の最適解を考える

アンシス・ジャパン株式会社

技術部 システムズ&プラットフォームBU モデルベースシステムズ&デザインエンジニアリング
シニアアプリケーションエンジニア
石井 通義

C1-2 13:00-13:15

ソリューション講演

機能安全分析とサイバーセキュリティ分析の最適解を考える

セッション概要

自動車の電子制御システムの安全性および信頼性を担保する機能安全分析によって、現代の自動車の安全性は保たれています。しかし、ICT端末としてのコネクテッド機能を備えた自動車はサイバー攻撃の新たな標的として狙われており、サイバーセキュリティ分析の必要性が増しています。そのため、機能安全分析とサイバーセキュリティ分析をどう調和させるかは、工数にも関わる重要な検討課題です。今回は、機能安全分析を行いつつサイバーセキュリティ分析をどう扱うかについて考察し、分析を行いやすくするための要点について解説します。

講師写真
  • アンシス・ジャパン株式会社
  • 技術部 システムズ&プラットフォームBU
  • モデルベースシステムズ&デザインエンジニアリング
    シニアアプリケーションエンジニア
  • 石井 通義 氏
講師プロフィール

組込み向け開発ツールやリアルタイムOS、アプリケーションライフサイクル管理やCASEツールなどの製品営業及びマーケティング、そしてエンジニアとして20年以上従事し、自動車や航空機における組込み開発について広範な知識と経験を持つ。
現在アンシス・ジャパンのシニアエンジニアとして、様々な機能安全規格に対応した安全性/信頼性分析製品であるAnsys medini analyzeの提案支援活動から導入トレーニングの実施、カスタマイズ対応およびサポート対応を行っている。

  • C1-3
  • ソリューション講演
  • 13:15-13:30

Coming Soon..

イーソルトリニティ株式会社

C1-3 13:15-13:30

ソリューション講演

Coming Soon..

セッション概要

講師写真
  • イーソルトリニティ株式会社
  • C1-QA
  • Q&A
  • 13:30-13:45

C1ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

C1-QA 13:30-13:45

Q&A

C1ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/8(金) 14:15-15:30
  • C2-1
  • 招待講演
  • 14:15-14:45

自動運転車に向けた交通信号情報提供の課題

名古屋大学

未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 所長/教授
高田 広章

C2-1 14:15-14:45

招待講演

自動運転車に向けた交通信号情報提供の課題

セッション概要

自動運転システムにとって、交通信号灯器の認識は安全性に関わる基本的な機能の1つであるが、様々な環境下で高い認識精度を達成することは難しいと言われている。これを補うために、無線通信により信号情報を提供する方法が有力視されており、様々な研究開発がされている。ところが、現状の制度下では、無線通信で提供された信号情報の使い方には制約が強く、その有効性が低いという課題がある。この講演では、自動運転車に向けた信号情報提供の研究開発の現状と課題を説明し、制度の見直しに向けた課題提起を行う。

講師写真
  • 名古屋大学
  • 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 所長/教授
  • 高田 広章 氏
講師プロフィール

リアルタイムOS,リアルタイム性保証技術,車載組込みシステム/ネットワーク技術,組込みシステムのディペンダビリティ,ダイナミックマップ等の研究に従事。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。博士(理学)。

  • C2-2
  • ソリューション講演
  • 14:45-15:00

MISRA C – 25 years of success (MISRA C - 25 年間の成功と将来)
※日本語字幕付き

MISRA / LDRA

MISRA Cワーキンググループ議長/Technical Specialist at LDRA
Andrew Banks

C2-2 14:45-15:00

ソリューション講演

MISRA C – 25 years of success (MISRA C - 25 年間の成功と将来)
※日本語字幕付き

セッション概要

MISRA C は1998年の初版発行以来、自動車業界だけでなく高信頼ソフトウェア業界からも多くの支持を集め、改訂を重ねてきた。また、MISRA C++:2008 はセーフティクリティカルなアプリケーションでの C++ の採用を促進することになった。今年、誕生25周年を節目にMISRA C:2023 が4月に発行され、10月にはMISRA C++ の改訂版を公開予定である。本講演ではMISRA C ワーキンググループ議長の立場から、MISRA C:2023 に導入された変更の概要や、将来のロードマップ(セキュアコーディング、自動生成コード、標準ライブラリなど)について説明する。
(提供:富士設備工業株式会社)

講師写真
  • MISRA / LDRA
  • MISRA Cワーキンググループ議長/Technical Specialist at LDRA
  • Andrew Banks 氏
講師プロフィール

2007年にMISRAに参加して2013年初頭からMISRA Cワーキンググループ議長を務め、また ISO/IEC JTC1/SC7 の英国代表団長でもある。英国コンピュータ協会(BCS)の公認フェローであり、1989年にランカスター大学を卒業後、航空宇宙や防衛、自動車の分野で30年を超えるソフトウェア開発経験を有し、LDRA社のテクニカルスペシャリストとして、同社のテストツールの開発にも取り組んでいる。

  • C2-3
  • ソリューション講演
  • 15:00-15:15

Using a Test Suite based on the Language Specification to Qualify the C and C++ Compilers
~言語仕様に基づいたテストスイートで C/C++ コンパイラを認定する~
※日本語字幕付き

SolidSands社

CTO
Marcel Beemster

C2-3 15:00-15:15

ソリューション講演

Using a Test Suite based on the Language Specification to Qualify the C and C++ Compilers
~言語仕様に基づいたテストスイートで C/C++ コンパイラを認定する~
※日本語字幕付き

セッション概要

C/C++ コンパイラの認定は、機能安全規格 ISO 26262 の第8-11項の定義によって行うが、ツール信頼度の評価後に C、C++ 言語規格への準拠を評価することが一般的である。コンパイラは巨大で非常に複雑なソフトウエアであることに加え、オプション等のユースケースの組合せは膨大であることなど、その開発プロセスを評価して認証するのは現実的でないためだ。Solid Sands 社の SuperTest は、全バージョンの C/C++ 言語規格書の章立てに基づくテストスイートとテストドライバで、コンパイラの言語規格への適合性、正確性、堅牢性を厳密にテストし、トレーサビリティも提供する。これはプロジェクト固有のユースケースに応じたコンパイル・実行環境で検証可能であり、日本を含む世界中で使用されている。本講演ではその概要をご紹介する。
(提供:富士設備工業株式会社)

講師写真
  • SolidSands社
  • CTO
  • Marcel Beemster 氏
講師プロフィール

アムステルダム大学で助教授を勤め、ACE 社でコンパイラ開発に従事した後、Solid Sands 社を共同設立した。C言語に造詣が深く、C/C++ プログラムとコンパイラの高性能化を目指しており、Solid Sands 社で CTO として技術チームを率い、特に組込みやセーフティクリティカルな産業でコンパイラ開発者とコンパイラユーザーの両方が活用できる SuperTest などテストプラットフォームの開発と向上に取り組んでいる。

  • C2-QA
  • Q&A
  • 15:15-15:30

C2ブロックのQ&Aセッション

【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員

C2-QA 15:15-15:30

Q&A

C2ブロックのQ&Aセッション

セッション概要

講師写真
  • 【ナビゲーター】「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
12/8(金) 16:00-17:05
  • P2
  • パネルディスカッション
  • 16:00-17:00

安全安心なモビリティ社会は実現できるか!?
~我々は、何を目指し、何をすべきか~

パネリスト

トヨタ自動車株式会社

商用モビリティアプリ開発部 総括室
佐藤 秀亮
パネリスト

日産自動車株式会社

電子アーキテクチャ開発部 電子信頼性評価グループ
大村 一世
パネリスト

マツダ株式会社

統合制御システム開発本部 上席研究員
久保 敬也
パネリスト

本田技研工業株式会社

電動事業開発本部 BEV開発センター
SDM開発統括部 開発推進・調達戦略部 開発企画戦略推進課
落合 志信
パネリスト

株式会社 日立製作所

研究開発グループ 制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部 日立Astemo株式会社
技術開発統括本部 システムアーキテクチャ開発部 ダイレクター
金川 信康
パネリスト

オートリブ株式会社

品質本部 テクニカルアドバイザー
益 啓純
パネリスト

株式会社デンソー

品質管理部 品質監査室 機能安全課 課長
近藤 忍
パネリスト

一般財団法人日本自動車研究所

新モビリティ研究部 客員研究員
宮崎 義弘
パネリスト

一般財団法人日本自動車研究所

新モビリティ研究部 部長
長谷川 信
モデレータ

自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩
モデレータ

独立行政法人情報処理推進機構

社会基盤センター 専門委員
田丸 喜一郎

P2 16:00-17:00

パネルディスカッション

安全安心なモビリティ社会は実現できるか!?
~我々は、何を目指し、何をすべきか~

セッション概要

講師写真
  • トヨタ自動車株式会社
  • 商用モビリティアプリ開発部 総括室
  • 佐藤 秀亮 氏
講師写真
  • 日産自動車株式会社
  • 電子アーキテクチャ開発部 電子信頼性評価グループ
  • 大村 一世 氏
講師写真
  • マツダ株式会社
  • 統合制御システム開発本部
  • 上席研究員
  • 久保 敬也 氏
講師写真
  • 本田技研工業株式会社
  • 電動事業開発本部 BEV開発センター
    SDM開発統括部 開発推進・調達戦略部 開発企画戦略推進課
  • 落合 志信 氏
講師写真
  • 株式会社 日立製作所
  • 研究開発グループ 制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部
  • 日立Astemo株式会社
    技術開発統括本部 システムアーキテクチャ開発部 ダイレクター
  • 金川 信康 氏
講師写真
  • オートリブ株式会社
  • 品質本部
  • テクニカルアドバイザー
  • 益 啓純 氏
講師写真
  • 株式会社デンソー
  • 品質管理部 品質監査室 機能安全課
  • 課長
  • 近藤 忍 氏
講師写真
  • 一般財団法人日本自動車研究所
  • 新モビリティ研究部
  • 客員研究員
  • 宮崎 義弘
講師写真
  • 一般財団法人日本自動車研究所
  • 新モビリティ研究部
  • 部長
  • 長谷川 信
講師写真
  • 自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
講師写真
  • 独立行政法人情報処理推進機構
  • 社会基盤センター
  • 専門委員
  • 田丸 喜一郎 氏
  • CL
  • クロージングリマークス
  • 17:00-17:05

閉会の挨拶

「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長

一般財団法人日本自動車研究所 
新モビリティ研究部 研究主幹 シニアエグゼクティブ
谷川 浩

CL 17:00-17:05

クロージングリマークス

閉会の挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
  • 一般財団法人日本自動車研究所 
    新モビリティ研究部
  • 研究主幹 シニアエグゼクティブ
  • 谷川 浩
  • お問い合わせ
  • 「自動車機能安全カンファレンス」運営事務局
  • E-Mail : afsc@impress.co.jp