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OP1 10:00-10:05
自動運転の現状と展望
一般財団法人日本自動車研究所
K1 10:05-10:55
自動運転への取り組みが本格化してから10年以上が経過した。法制度が整備され、技術開発も色々なされ、実証実験も数多く実施されるようになったが、本格的な社会実装はまだまだのところである。本講演では、これまでを振り返り、現状がどうであって、課題が何であるかを示し、今後に向けた私見を述べる。
1987年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、1990年東京大学講師、2002年東京大学教授、2009年東京大学高齢社会総合研究機構機構長などを経て、2020年日本自動車研究所所長。専門は車両工学、生活支援工学、ジェロントロジー。経産省・国交省の自動走行ビジネス検討会座長などを務めた。
AIが書いたコードは安全か?機能安全規格とセキュリティの観点から考察する
ブラック・ダック・ソフトウェア合同会社
S1 10:55-11:25
AIによるコード生成が自動車ソフトウェア開発の効率を高める一方で、ISO 26262(機能安全)およびISO 21434(サイバーセキュリティ)への適合性が新たな課題となっています。本講演では、アプリケーションセキュリティ企業の視点から、AI生成コードの品質とセキュリティ面での課題を見ながら、静的解析ツールの活用やCI/CDパイプラインによる自動化、DevSecOpsの実践を通じて、安全性とセキュリティ要件を両立させる開発プロセスの構築方法を紹介します。
半導体技術商社のソフトウェア部門にてエンジニアとして組み込みソフトウェアの開発を行い、その後FAEとしてソフトウェア品質に関わる製品を、家電、車載、FA、放送、ゲーム等、幅広い分野の顧客に対しプリセールスからポストセールスまでを担う。2017年からアプリケーション・セキュリティ業界にて自動車・エンベデッド業界を中心に、高品質でセキュアなソフトウェアの開発を支援するソリューションに従事。
K1/S1ブロックに関するQ&Aセッション
QA-K1/S1 11:25-11:35
車載AI安全規格ISO/PAS 8800(仮)
株式会社デンソー
A1-1 12:30-13:00
自動運転やCASEの拡大に伴い、車載電子システムの高度化が進む中、AI技術の利用が増加し不可欠である。AIによる機能は説明性や保証が難しく、安全関連システムへの適用には特に注意が必要である。そのため、車載システムへのAI技術適用向けガイダンスの開発が急務となり、自動車業界のAI安全規格ISO/PAS 8800 (AI安全) が2024年12月に発行された。ISO/PAS 8800は,ISO 26262 (機能安全) 及びISO 21448 (SOTIF) をベースに、AIの安全性を管理するフレームワークを定義している。本講演では、ISO/PAS 8800の概要や今後の動向を紹介する。
2008年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。マイクロソフトディベロップメント株式会社、スタンフォード大学訪問研究員を経て、デンソーでAI品質・安全の研究開発、プロセス構築、国際標準化に従事。2021年東京工業大学工学院博士後期課程単位取得満期退学.博士 (工学)。ISO/IEC JTC 1/SC 42, ISO/TC 22/SC 32/WG 14エキスパート、ISO/PAS 8800 (AI安全) 国際サブチームリーダー、自技会機能安全分科会WG14 Safety & AI 小委主査、産総研AI品質マネジメント委員会委員、AI品質マネジメントイニシアティブ発足メンバー
機能安全とサイバーセキュリティの統合的アプローチ「自動運転時代の課題と未来」
パーソルクロステクノロジー株式会社
A1-2 13:00-13:30
自動運転技術がもたらす未来は、私たちの移動生活を根本から変える可能性を秘めている。しかし、機能安全とサイバーセキュリティを確立しなければ、その未来は実現しません。業界全体で協力し、リスクに向き合い、そのリスクを許容可能なレベルまで低減させることが重要である。機能安全とサイバーセキュリティを両立させるためには、大別し「技術的な課題」と「適応を要する課題」がある。本講演では、課題解決のための重要なポイントを紹介。
OEMで車両トータル開発工程を熟知、またドイツサプライヤーで車載システム開発およびプロジェクトマネジメントに約20年従事法規および各種国際規格に基づく、製品品質改善を日本で6年、欧州で5年活躍開発現場と同じ目線で課題に向き合い、「感動体験型」のプロセス変革および組織変革を推進
A1ブロックに関するQ&Aセッション
QA-A1 13:30-13:40
E2E自動運転と安全性
名古屋大学
A2-1 14:15-14:45
最近、自動運転システムの全体をAI(学習ベース)で実現するE2E自動運転の技術が急速に進歩し、実用化されつつある。本講演では、E2E自動運転とは何か、その分類について説明し、ルールベースと比較した場合の利点・欠点や課題について述べる。その上で、運転の安全性と円滑性がトレードオフの関係にあることを説明し、E2E自動運転の安全性や今後の方向性について議論する。
東京大学助手、豊橋技術科学大学助教授等を経て、2003年より名古屋大学教授。リアルタイムOS、リアルタイム性保証技術、車載組込みシステム/ネットワーク技術、組込みシステムのディペンダビリティ、ダイナミックマップ、協調型自動運転等の研究開発に従事。オープンソースのリアルタイムOS等を開発するTOPPERSプロジェクトを主宰。博士(理学)。
自動運転システム向け安全なソフトウェアの開発
LDRA
A2-2 14:45-15:00
ADAS機能は通常、ISO 26262に基づくより高い自動車安全度水準(ASIL)が割り当てられており、より厳格な開発、検証、および検証プロセスが求められる。本講演では、システムおよびソフトウェア開発プロセスの改善に必要な主要領域と、これらの要求を満たすツールについて考察する。これらの改善が不可欠である理由を説明し、ADASシステムおよびソフトウェアの提供と標準規格への準拠をどのように加速できるかを示す。
LDRAの主席フィールドアプリケーションエンジニアとして、自動車、航空宇宙等の安全性が極めて重要な分野の顧客企業を支援する。また、ADASのイノベーションを推進し、RTOSおよびシリコンベンダーの安全目標達成を支援し、航空電子機器サプライヤーが進化する標準規格に準拠できるよう支援してきた。自動運転に関するカンファレンスやFACEなどのイベントで頻繁に講演を行っている。経歴には、宇宙ミサイルシステムセンターにおける飛行安全ソフトウェアとUAV自動操縦シミュレーションの業務が含まれる。
Coming soon
A2-3 15:00-15:15
A2ブロックに関するQ&Aセッション
QA-A2 15:15-15:30
自動運転×AI×機能安全――安全設計の新たなフレームワークを探る(仮)
一般社団法人日本自動車研究所
株式会社ティアフォー
「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
P1 16:00-17:00
1988年に日本電装(現デンソー)に入社し、ソフトウエア開発を中心に、自動車の各種電子システム製品などの研究開発に従事。2019年にティアフォーに入社。技術本部バイス・プレジデントを経て、現職。
OP2 10:00-10:05
信用できる機器はいかにして確保できるか(仮)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
K2 10:05-10:55
1986年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年4月から2024年3月まで横浜国立大学勤務(講師・助教授・教授)。2024年4月、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)・フェローおよび横浜国立大学 先端科学高等研究院 上席特別教授に就任、現在に至る。2018年11月から2025年3月まで、産総研・サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長を併任。1981年より暗号・システム・バイオメトリクス・ハードウェアセキュリティの研究教育と制度構築・産学官連携への注力を継続中。
S2 10:55-11:25
K2/S2ブロックに関するQ&Aセッション
QA-K2/S2 11:25-11:35
OEM・サプライヤでのSEooCを利用した機能安全への取り組みと課題〜JARI ISO 26262 共同研究エンジンWG 成果発表〜
トヨタ自動車株式会社
Astemo株式会社
B1-1 12:30-13:00
近年、車載システムの大規模化が進み、機能安全対応の負担も増加している。その解決策の一つとして、SEooC(Safety Element out of Context)を活用した開発手法が注目されている。本講演では、OEMとサプライヤ双方が参加するエンジンWGの特性を活かし、SEooC開発における知見を紹介する。
2016年にトヨタ自動車株式会社へ入社。前職での経験を活かし、入社以来一貫してエンジン、AT、HEV、BEV、FCEVなどのパワートレーンシステムにおける機能安全開発に従事。2019年よりJARI機能安全 ENG W/G に参画し、パワートレーン系ECUを前提とした各社とのISO 26262の規格解釈の共有活動を推進。さらに、2021年から2024年にかけてはJASPAR機能安全ハードウェア W/Gにて、ハードウェア観点での安全解析に関するガイドライン策定に携わる。
2016年日立オートモティブシステムズ(株)に入社。現在のAstemo(株)に至るまで、パワートレインの制御システムの開発に従事。ISO 26262共同研究エンジンWGにおいてはマイコンタスクフォースにて活動中。
車載分野参入において初めて機能安全規格に対応する際のリスク最小化アプローチ~確証方策対応から始める機能安全対応手法~
イーソルトリニティ株式会社
B1-2 13:00-13:30
ISO 26262は第三者認証ではなくサプライヤ自身で説明責任を果たす必要があるが、現場ではいきなり開発からスタートする傾向もあり、説明責任の骨格となる確証方策の整備が後回しになりやすい。特に、車載分野参入後、初めての規格対応プロジェクトには多くのリスクが付きまとう。また、規格対応を予定する企業にも早期の備えが重要となる。本発表では、確証方策整備を起点とし、必要なエッセンスを設計や管理側に還元することで、適切に説明責任を果たしプロジェクト成功の確率を高めるアプローチを紹介する。また、品証部門による確証方策実施を通じて知見を集約させ、組織的に規格対応力を強化する方法も解説する。
2024年イーソルトリニティに入社。主に車載向け機能安全規格ISO 26262のプロジェクト支援やAutomotive SPICE対応支援に従事。特に、上流工程における要件定義やアーキテクチャ設計、安全分析と、それらをツールを活用して効率的に実施する方法に関して知見と経験の両面から顧客をサポート。
B1ブロックに関するQ&Aセッション
QA-B1 13:30-13:40
SDVを成立させる技術ー機能安全の観点も含めてー(仮)
B2-1 14:15-14:45
SDV(Software Defined Vehicle)を車両として成立させる技術動向と機能安全からの要求を実現するコンセプトを以下の視点から考察する。(1)最新の車両E/Eアーキテクチャ (2)機能配置の考え方と機能安全 (3)機能安全を考慮した基盤ソフトウェアの動向 特に、基盤ソフトウェア及びミドルウェアの役割とその実現について述べる。
(株)デンソー入社以来、車載分散制御システムの技術に関する研究開発を担当してきた。2度のドイツ赴任中にAUTOSARをはじめとする標準化活動に従事した。2021年からISO TC22 SC32議長を務め、2022年からAUTOSAR regional spokesperson Japanとして日本国内のAUTOSAR普及活動に従事している。
Automotive SPICEが求めるソフトウェアユニット検証の効率的アプローチ
テクマトリックス株式会社
B2-2 14:45-15:15
Automotive SPICEにおけるソフトウェアユニット検証のプロセスに焦点を当て、要求事項の概要および効率的に満たすための具体的なアプローチを紹介。講演では、検証手段として言及されている静的解析やユニットテストの実施に加え、一貫性および双方間トレーサビリティの確立について、詳しく解説する。これらの手法を、専用のツールを活用しながら効率よく実現するための方法論を探求し、実践的なアプローチを紹介する。
車載やモバイル向けの組込みソフトウェア開発やアセスメント業務、ツール開発やプロセス改善業務の業務経験や、品質保証や業務改善に幅広い知見。現在はテクマトリックス株式会社にて、ユニットテストや脆弱性検証ツールなどのソフトウェア検証ツールの導入支援、技術サポートなどの業務に従事。
B2ブロックに関するQ&Aセッション
QA-B2 15:15-15:25
巨大市場を見据えた機能安全&サイバーセキュリティ動向(2025年版)
一般社団法人日本自動車工業会
B3-1 16:00-16:30
ISO26262やISO/SAE21434、R155やR156等安全の基準標準を取り巻く各国動向は目が離せない。中国規制の対応が始まっているが、その後他の国も同様に早期に実施することが重要である。これらの基準標準が必須要件となった場合の課題についても触れていく
自工会電子プラットフォーム分科会長として、車載電気電子システムの安全設計基盤技術の業界活動に従事。同時にJASICの国連CS&OTA対応WG主査、自技会情報セキュリティ分科会幹事、ISO/TC22/SC32/WG11の国際標準のエキスパート、名古屋大学非常勤講師。トヨタ自動車(株)勤務。
複雑化する規格対応を一元管理-プロセス管理ツール「Stages」が導くデジタル対応の最適解-
ハートランド・データ株式会社
B3-2 16:30-16:45
近年の自動車開発プロセスは複雑化し、WordやExcelといった文書ベース管理ではプロセスの全体統制と変更追従が困難である。本講演では、ISO 26262、A‑SPICE、ISO/SAE 21434など複数規格への同時適合を見据えたプロセス管理のデジタル化と効率化を解説する。プロセス管理ツール「Stages」による一貫性のあるプロセス定義、システマティックなテーラリング、コンプライアンス要求とのマッピングなどにより、スマートなプロセス構築と規格対応、効率的な改善を実現するものである。
ハートランド・データにおいて、「プロセス管理ツールStages」を活用したプロセス管理のエキスパートとして活動。ISO 26262、A-SPICE、ISO/SAE 21434など、国際規格の視点に基づくプロセス改善を日本のものづくり現場に普及させており、組織全体の品質向上と効率化に貢献している。
B3-3 16:45-17:00
B3ブロックに関するQ&Aセッション
QA-B3 17:00-17:15
OP3 10:00-10:05
Beyond the Limits of L4
K3 10:05-10:55
「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、これまでの成果と今後の構想を紹介する。構想の実現には、安全性と乗り心地を両立する技術開発と普及を支える仕組みづくりが鍵となる。技術面では、新たな概念であるL4+およびE2E自動運転への取り組みを示す。本格普及に向けては、車両の量産化と運行設計領域(ODD)の共通定義が課題となる。これに対し、「自動運転サービスパッケージ」とエコシステムの確立を通じ、地方創生と産業競争力強化に貢献する道筋を描く。
自動運転技術のためのオープンソースソフトウェアを進化させたパイオニア、コンピュータサイエンスの国際的な専門家。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻特任准教授。2012年から2016年まで名古屋大学大学院情報科学研究科の准教授を務め、世界初の自動運転技術のためのオープンソースソフトウェア「Autoware」を開発した。また、慶應義塾大学、東京大学、カーネギーメロン大学、カリフォルニア大学にて博士研究員として勤務。
AI時代の安全開発を支えるMBD戦略
AZAPA株式会社
S3 10:55-11:25
AI・自動運転技術の進化により、自動車の安全開発はISO 26262に加え、ISO 21448(SOTIF)やISO 21434(セキュリティ)など複合的な国際規格への対応が必須となり、検証量が膨大化している。本セミナーでは、IATF 16949をプロセス基盤とし、この課題を解決する戦略について紹介する。具体的には、開発初期から品質を高めるモデルベース開発(MBD)と、AI特有のSOTIFリスクやセキュリティ脅威をデータに基づき定量的に排除する統計的手法(CPS分析)を融合した、次世代の統合安全開発戦略について述べる。
エンジニア歴30年。農機開発からキャリアをスタートし、トランスミッション、自動車部品の開発を経て、現在はモデルベース開発に従事。実機と理論をつなぐ「橋渡し」を得意とし、さらに統計的手法を組み合わせることで、客観性と効率性を兼ね備えた開発を追求している。
K3/S3ブロックに関するQ&Aセッション
QA-K3/S3 11:25-11:35
AVP: Automated valet parkingシステムの通信観点からの機能安全分析
中京大学
C1-1 12:30-13:00
2023年にISO 23374-1 Intelligent transport systems — Automated valet parking systems (AVPS)が策定された。この規格は車両とインフラが協調して自動運転レベル4の実現を目指す規格である。ドイツ自動車工業会(VDA)はこの規格に対応したシステム仕様を発行し、各機能のASILや安全機構を指定している。しかしながら安全論証等は公開されたものはないため、どのような条件で安全システムとなるか明確ではない。JASPARにてVDAのシステム仕様を分析し、規定されている通信インタフェースの安全性について検討した結果を紹介する。
ICT領域の通信技術の研究開発に従事後、車載通信の開発に参画。車載通信の安全安心(機能安全やQoS(Quality of Service))や先行技術開発(Ethernet AVB/TSNやSDN、V2I)に従事。JASPAR機能安全WG通信チームリーダ。博士(工学)。中京大学工学部教授。トヨタ自動車(株)非常勤。
自動運転レベル4の社会実装に向けたSOTIF対応の取り組み
株式会社日立産業制御ソリューションズ
C1-2 13:00-13:30
自動運転車両の社会実装にむけては、車両を安全に運用するために既知及び未知の危険シナリオによる残存リスクを十分に低減することが求められる。そのため非故障に対する安全性の論証としてSOTIF(ISO 21448)対応の必要性が高まっている。本講演では、自動運転やADASの開発・検証を支える国際標準フォーマット群であるASAM OpenX® を活用したSOTIF対応の取り組みと、そこから得られた知見を紹介する。
組み込みLSIのソフト開発を経て、電動パワートレインの統合ECU開発プロジェクトに従事。近年は自動運転サービスを対象にMBSE(Model-Based Systems Engineering)によるモデルを活用した機能安全やISO 21448(SOTIF)の安全設計に従事後、Dependabilityに関する研究開発など活動中。
ブレーキシステムのアルゴリズム開発を経て、機能安全対応プロセスの構築、システムエンジニアリング部門の立ち上げ、システムズエンジニアリング手法論の実装を経験。その後コンサルティング会社にてシステム部門に対するAutomotive SPICEをベースにしたプロセス構築および改善、機能安全対応などのエンジニアリングに関するコンサルティング、およびISO 26262の実践ガイドブックを執筆出版した。現在はTIER IVにて自動運転サービスのDependabilityに関する研究開発を行っている。
C1ブロックに関するQ&Aセッション
QA-C1 13:30-13:40
機能安全開発の景色を変える ~MBSEを活用した機能安全活動の変革~
C2-1 14:15-14:45
ISO 26262は自動車機能安全の国際規格として2011年に制定されて以来、14年が経過した。しかし、規格対応には依然として多くの課題が存在し、特に膨大なドキュメント作成や分散した情報の管理、一貫性の確保、レビュー作業の負担といった問題が顕著である。今後のSDV(Software Defined Vehicle)時代には制御開発がさらに複雑化し、機能安全への対応も困難になることが予想される。本講演では、「一貫性」というキーワードに着目し、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)を活用したアプローチによってセーフティケースの構築やレビューの効率化を飛躍的に進化させる可能性を提案する。
トヨタ自動車株式会社 車両デジタル開発部にて、システムズエンジニアリングおよびMBSEの社内展開を担当。以前は、Tier1サプライヤ2社にて、ブレーキシステムおよびステアリングシステムのシステム開発やプロセス改善(ASPICE,ISO26262,IATF16949)を推進。また、各種標準化活動(JASPAR,JARI,JSAE)にも参画。現在は、任意団体 安全コンセプト記法研究会 SCDL2.0ワーキンググループにて、ワーキングリーダーとして活動中。
モデルベース機能安全のススメ(仮)
DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
C2-2 14:45-15:00
AD/SDV/SoCの時代には, 車両レベルの機能安全が直接デバイスレベルに実装されることになり、その成立性の説明はこれまでのドキュメントベースの取り組みでは困難になると言われる。この打開策の一つとして, 近年発展普及著しいモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)の枠組みを活用した 機能安全の取り組みが重要になってくる。今回はこのアプローチを ’モデルベース機能安全(MBFS)’ と命名して その勘所のいくつかを紹介する。
・1983年自動車会社に入社、30年にわたり エンジン電子制御システム、車両レベル電子アーキテクチャ開発などに従事・この間 2005年より自動車技術会 機能安全分科会長に就任し、ISO 26262 第一版策定活動に参画, 国内の規格審議活動を主導した・2013年より欧州系認証機関に移り、 テクニカルディレクタとして国内外自動車業界における当該規格導入支援で広範囲に活動・2014年4月より現職・SCN-SG(安全コンセプト記法研究会)チェアマン
C2-3 15:00-15:15
C2ブロックに関するQ&Aセッション
QA-C2 15:15-15:30
名物企画!プログラム委員会による自動車機能安全カンファレンス2025の振り返り
株式会社アルゴグラフィックス
株式会社BREXA Technology
本田技研工業株式会社
株式会社日立製作所
マツダ株式会社
スズキ株式会社
一般社団法人 人間中心社会共創機構
P2 16:00-17:00
CL 17:00-17:05