第10回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2025 オンライン
第10回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2025 オンライン
  1. 視聴セッションの選択
  2. 個人情報の取扱いについて
  3. 個人情報の入力
  4. 登録内容の確認
  5. 事前登録完了
視聴セッションの選択

本イベントはオンラインLIVE配信にてご提供いたします。

視聴したいセッションの『視聴を申し込む』にチェックを入れて、ページ下部の『次へ進む』ボタンを押してください。

2025-02-18 09:30-10:55
  • OP1
  • オープニングリマークス
  • 09:30-09:35

開会のご挨拶

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長

同志社大学
モビリティ研究センター センター長
教授
佐藤 健哉

OP1 09:30-09:35

オープニングリマークス

開会のご挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長
  • 同志社大学
    モビリティ研究センター
  • センター長
    教授
  • 佐藤 健哉
  • K1
  • 基調講演
  • 09:35-10:15

「モビリティカンパニー」変革に向けたウーブン・バイ・トヨタの取り組み

ウーブン・バイ・トヨタ株式会社

CEO
隈部 肇

K1 09:35-10:15

基調講演

「モビリティカンパニー」変革に向けたウーブン・バイ・トヨタの取り組み

セッション概要

100年に一度の大変革期を迎える中、トヨタ自動車は「自動車会社」から「モビリティカンパニー」への変革を目指す。その取組みの一部を担うのが、トヨタグループの1社である「ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、WbyT)です。WbyTは2018年に「TRI-AD」として設立以来、トヨタのアセットを活かしつつ、世界66か国から集まる従業員とともに、この変革に向けて、AD/ADASの開発、SDVの実現や、Woven Cityプロジェクトなどの業務を推進したきた。
今回は、その中でも主にWoven Cityについての近況を共有させていただきます。

講師写真
  • ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
  • CEO
  • 隈部 肇 氏
講師プロフィール

1986年日本電装株式会社(現株式会社デンソー)に入社、電子プラットフォーム開発、走行安全等担当。2014年にアドバンストセーフティ事業部担当常務役員就任。先進モビリティシステム開発、先端技能開発、ADソフト新会社準備室などを経て、2019年株式会社J-QuAD DYNAMICSの代表取締役社長(CEO)に就任。デンソーにて執行職/執行幹部としてAD&ADAS事業分野を担当するとともに、2021年1月にはウーブン・バイ・トヨタの前身のウーブン・コア株式会社取締役就任。2023年10月より現職。

  • S1
  • 特別講演(検証技術、高信頼設計技術)
  • 10:15-10:45

イノベーションを加速する「MBT×AI」のテスト設計支援

株式会社ベリサーブ

東日本モビリティ第四事業部 データサービス課 課長
岩佐 志穂

S1 10:15-10:45

特別講演(検証技術、高信頼設計技術)

イノベーションを加速する「MBT×AI」のテスト設計支援

セッション概要

最新のモデルベースドテスト(Model-Based Testing:以下、MBT)は、AI技術を組み込むことで、テスト設計における多くの課題を解決するアプローチである。
従来、テスト設計者のスキルや経験によって品質がばらつく問題や、工数の増大、仕様書の理解に多くの時間がかかるという課題があった。しかし、MBTではAIを用いてテストケースを自動生成することで、蓄積されたテスト観点とノウハウを効果的に活用し、設計品質を均一化することが可能である。また、MBTモデルによる図式化により、仕様理解が迅速化され、レビューの効率も大幅に向上する。
今回の講演では、「MBT×AI」の概要と実用性について事例を紹介する。

講師写真
  • 株式会社ベリサーブ
  • 東日本モビリティ第四事業部 データサービス課
  • 課長
  • 岩佐 志穂 氏
講師プロフィール

2012年に株式会社ベリサーブに入社。
車載IVIシステムのドキュメント検証/要件定義/仕様書作成を経て、コネクテッドカーサービス基盤システムの評価プロジェクトリーダーを経験。
現在は、東日本モビリティ第四事業部にて、さまざまな企業にソフトウェアテスト、品質関連のソリューションを提供。

  • K1-S1/QA
  • 質疑応答
  • 10:45-10:55

K1/S1に関するQ&Aセッション

K1-S1/QA 10:45-10:55

質疑応答

K1/S1に関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-18 11:10-12:20
  • A1-1
  • 招待講演(データスペース、トレーサビリティ)
  • 11:10-11:40

ウラノス・エコシステムで実現する産業横断のトレーサビリティ

一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター

代表理事
藤原 輝嘉

A1-1 11:10-11:40

招待講演(データスペース、トレーサビリティ)

ウラノス・エコシステムで実現する産業横断のトレーサビリティ

セッション概要

ウラノス・エコシステムは、サイバー空間と物理空間の高度な融合により産業発展と社会課題解決を目指す取り組みである。その先行ユースケースとして、自動車産業と蓄電池産業の協調および産官学連携プロジェクトを通じて蓄電池のトレーサビリティのアーキテクチャ設計が行われるとともに、これを社会実装する主体としてABtCが設立された。ABtCは24年5月にサービス開始し、同年9月には日本初の「公益デジタルプラットフォーム事業者」の認証を取得した。これらの背景と具体的な取り組み、産業競争力の向上に向けた今後の展望を紹介する。

講師写真
  • 一般社団法人自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター
  • 代表理事
  • 藤原 輝嘉 氏
講師プロフィール

自動車産業において20年以上、モノづくりのデジタル化に従事。業界横断、官民連携によるトレーサビリティの取り組みを社会実装するため、24年2月に「自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター」を設立、代表理事を務める。データ連携に関する産官学の様々なプロジェクトや検討会等に参画。

  • A1-2
  • ソリューション講演(社会システムデザイン、MaaS)
  • 11:40-12:10

新たなモビリティ社会を実現するモビリティ・ソリューションのご紹介

株式会社PTV グループジャパン

オートモーティブソリューション部 マネージャー
三浦 基嗣

A1-2 11:40-12:10

ソリューション講演(社会システムデザイン、MaaS)

新たなモビリティ社会を実現するモビリティ・ソリューションのご紹介

セッション概要

現在、新たなモビリティ社会の実現に向けて自動運転技術の開発やモビリティサービスの社会実装が進められている。新しい技術・サービスを実装するためには、それを前提とした街づくりやインフラ側の整備が必要不可欠である。
本講演では、新たなモビリティ社会を実現するための需要予測・交通計画からリアルタイムの交通制御までをサポートする当社の一貫したソリューションや、特に先進的な用途で活用された事例を紹介する。

講師写真
  • 株式会社PTV グループジャパン
  • オートモーティブソリューション部
  • マネージャー
  • 三浦 基嗣 氏
講師プロフィール

慶應義塾大学電子工学科を卒業後、完成車メーカーにてAWD制御技術の研究開発に従事。
2018年に現職の株式会社PTVグループジャパンに入社し。国内自動車業界への交通シミュレーションの販売から製品サポート、プロジェクト推進、新機能開発の企画・検証まで一貫して担当。

  • A1-QA
  • 質疑応答
  • 12:10-12:20

A1ブロックに関するQ&Aセッション

A1-QA 12:10-12:20

質疑応答

A1ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-18 13:30-14:40
  • A2-1
  • 招待講演(SBOM(ソフトウェア部品表)、AI(人工知能)活用)
  • 13:30-14:00

SDV時代の高頻度なソフトウェアアップデートを実現するソリューション
~SBOMと生成AIの活用~

株式会社日立製作所

研究開発グループ サービスシステムイノベーションセンタ
DXエンジニアリング研究部 リーダ主任研究員
長野 岳彦

A2-1 13:30-14:00

招待講演(SBOM(ソフトウェア部品表)、AI(人工知能)活用)

SDV時代の高頻度なソフトウェアアップデートを実現するソリューション
~SBOMと生成AIの活用~

セッション概要

SDV時代には、ソフトウェアアップデートにより自動車の機能追加や、好みにあわせたパーソナライズが可能になる。一方で、多種多様なソフトウェアが搭載可能になることから、脆弱性の混入リスクが増大し、修正のためのソフトウェアアップデートの高頻度化につながる。その際にシステムやソフトウェア、法規といった要素間の依存関係に問題が無いことを確認する工数が膨大になる。この問題に対し、日立では生成AIとSBOMを活用することで、部署間を跨いだ問い合わせを効率化し、高頻度なソフトウェアアップデートを効率良く実現するソリューションを開発したので、紹介する。

講師写真
  • 株式会社日立製作所
  • 研究開発グループ サービスシステムイノベーションセンタ
    DXエンジニアリング研究部
  • リーダ主任研究員
  • 長野 岳彦 氏
講師プロフィール

2001年 株式会社日立製作所入社 入社以来組込みシステム、ITシステムに関連する研究開発に従事。現在は自動車OTAシステムや車両構成管理システムに関する研究を推進中。博士(工学)

  • A2-2
  • ソリューション講演(サイバーセキュリティ)
  • 14:00-14:30

どうするハードウェアセキュリティ(HSM), 耐量子暗号時代への対応

wolfSSL Japan合同会社

技術統括
古城 隆

A2-2 14:00-14:30

ソリューション講演(サイバーセキュリティ)

どうするハードウェアセキュリティ(HSM), 耐量子暗号時代への対応

セッション概要

車載向けECUのセキュリティ基盤として利用が広がっているHSM(Hardware Security Module)。本来、ハードウェアレベルで高い安全性を提供することを目的としたHSMが、量子コンピューティングの実用化を前に大きな攻撃リスクにさらされつつある。特に、製品寿命が長くハードウェア暗号によって暗号アルゴリズムが固定化されるようなシステムにとっては深刻な課題といえる。wolfSSLでは、早い段階から耐量子暗号の技術開発に取り組んでおり、米NISTの標準化に合わせて製品組み込み向けのアルゴリズムライブラリの提供を開始している。本セッションでは、HSMやそれを利用したセキュアブートローダなどにおける耐量子暗号対応について紹介する。

講師写真
  • wolfSSL Japan合同会社
  • 技術統括
  • 古城 隆 氏
講師プロフィール

最新ネットワークセキュリティについての執筆活動、講演を実施。「徹底解剖 TLS 1.3」の筆頭著者。大手電機メーカーで組み込みシステム向けITRON OSの開発、アーキテクチャデザイン、ネットワークベンチャーのCTOなどを経て、2012年より現職。

  • A2-QA
  • 質疑応答
  • 14:30-14:40

A2ブロックに関するQ&Aセッション

A2-QA 14:30-14:40

質疑応答

A2ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-18 15:00-16:10
  • A3-1
  • 招待講演(ソフトウェアプラットフォーム、SDV開発)
  • 15:00-15:30

価値ファーストを実現するためのオープンソースを活用したSDVプラットフォームの考え方

日立Astemo株式会社

技術開発統括本部 シニアマネージャー
石郷岡 祐

A3-1 15:00-15:30

招待講演(ソフトウェアプラットフォーム、SDV開発)

価値ファーストを実現するためのオープンソースを活用したSDVプラットフォームの考え方

セッション概要

本発表では、日立Astemoが提案しているSoftware-Defined Vehicle(SDV)向けのInternet of Vehiclesプラットフォームを例題に、オープンソースと製品プラットフォームとの共存に関しての考え方を紹介する。エンドユーザに対して魅力あるクルマを維持するために、エンドユーザが感じる価値向上を第一に考え、協創でSDVの新規機能を開発し、継続して提供する価値ファーストの開発スタイルを提案している。この開発スタイルではオープンソースの活用が重要であり、事例を通じて現在の状況と課題を共有させて頂く。

講師写真
  • 日立Astemo株式会社
  • 技術開発統括本部
  • シニアマネージャー
  • 石郷岡 祐 氏
講師プロフィール

2008年株式会社日立製作所 日立研究所入社。2013年日立ヨーロッパ出向、2015年帰任。2022年日立Astemo株式会社出向。次世代ソフトウェアプラットフォームの戦略策定・技術開発に従事。博士(情報学)。共著:機能安全の基礎と応用: 自動車・鉄道分野を通して学ぶ(日科技連出版社、2022)。SOAFEE、Autoware Foundaton、COVESA、Open SDV Initiativesの各メンバー。

  • A3-2
  • ソリューション講演(検証技術)
  • 15:30-16:00

SDV時代の複雑なタイミング検証問題とその解決法とは?
- ツールによるイベントチェーン確認のメリットを導入事例を交えて紹介 -

株式会社ユビキタスAI

エンベデッド第3事業部 担当部長
植田 宏

A3-2 15:30-16:00

ソリューション講演(検証技術)

SDV時代の複雑なタイミング検証問題とその解決法とは?
- ツールによるイベントチェーン確認のメリットを導入事例を交えて紹介 -

セッション概要

ソフトウェア検証の難易度はSDV時代の開発現場において更に増すことは避けられない。自動運転においては時間的制約、一つの例として障害物を発見してからブレーキがかかるまでの時間、を守ることが安全上必須であるが、時間的制約に関するタイミング検証は複数のドメインのECUが関係するため制約時間が守られているか否かを確認するのが困難である。また、タイミング検証においてはイベントチェーンによる確認が有効な方法だが、前述の通り複雑度が増してきているので、人手による確認作業は現実的ではない。本講演では高性能な検証ツールを使用して効率的、網羅的にタイミング検証を実施する方法をMan truck & bus社およびEDAG社の事例を交えて紹介する。

講師写真
  • 株式会社ユビキタスAI
  • エンベデッド第3事業部
  • 担当部長
  • 植田 宏 氏
講師プロフィール

大学卒業後自動車メーカーへ入社、ECUソフトウェア開発を行う。その後海外で組込みソフトウェア開発エンジニアの経験を経て、帰国。1998年より車載系ソフトウェアの技術営業に従事。自身の経験を活かし、課題解決に役立つ海外のソフトウェア商材を取扱い、国内のエンジニアへ届けている。

  • A3-QA
  • 質疑応答
  • 16:00-16:10

A3ブロックに関するQ&Aセッション

A3-QA 16:00-16:10

質疑応答

A3ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-18 16:30-17:40
  • A4-1
  • 招待講演(クラウド)
  • 16:30-17:00

SDV時代におけるクラウドの役割

Amazon Web Services, Inc.

Industry Specialists and Solutions (APJ) Principal Solutions Architect
梶本 一夫

A4-1 16:30-17:00

招待講演(クラウド)

SDV時代におけるクラウドの役割

セッション概要

近年、自動車産業界においてSDVと言う言葉を耳にしない日はない。技術の進展が著しいSDVの世界において、クラウドに期待されている役割や、自動車産業界におけるお役立ちについて、ECU開発や自動車販売後のデータ収集、アフターサービスなど、最新の生成AI技術との関係も含めて述べる。

講師写真
  • Amazon Web Services, Inc.
  • Industry Specialists and Solutions (APJ)
  • Principal Solutions Architect
  • 梶本 一夫 氏
講師プロフィール

1986年、京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修了、同年松下電器産業(現パナソニック)株式会社入社、OS、家電、放送・通信・IoTシステムなどソフトウェア開発・戦略策定に従事。2019年 ルネサスエレクトロニクス株式会社入社、技師長として半導体のクラウドネイティブ対応を推進。2023年、AWS入社、SDV技術戦略を策定しお客様貢献を推進中。

  • A4-2
  • ソリューション講演(品質/アシュアランスケース)
  • 17:00-17:30

車載ソフトウェアの複雑化や劣化を防止するには?
アーキテクチャ検証の自動化と静的コード解析によるアプローチ

Qt Group

ソリューション エンジニアリング ソリューション エンジニア
植松 浩二

A4-2 17:00-17:30

ソリューション講演(品質/アシュアランスケース)

車載ソフトウェアの複雑化や劣化を防止するには?
アーキテクチャ検証の自動化と静的コード解析によるアプローチ

セッション概要

車載ソフトウェアの品質を改善するには何が重要でしょうか?自動車業界では、安全性や業界標準への準拠が求められ、品質管理が特に重要です。しかし、開発現場では納期などの理由でアーキテクチャ(要求仕様)を基軸とせずに修正や機能追加を重ねがちです。その結果、ソースコードは急速に複雑化し、開発者が理解しづらくなり、開発効率が悪化します。
このセッションでは、静的コード解析を用いて、ソースコードとアーキテクチャの検証を自動化し、ISO 26262などの業界標準に準拠した健康的なソースコードの維持を容易にするAxivion Suiteをご紹介します。

講師写真
  • Qt Group
  • ソリューション エンジニアリング
  • ソリューション エンジニア
  • 植松 浩二 氏
講師プロフィール

さまざまな企業で自動車 ECUを含む組み込みソフトウェア開発に16年従事。ソフトウェアライセンシングのプリセールスを経て、静的解析ツールのプリセールスを担当。

  • A4-QA
  • 質疑応答
  • 17:30-17:40

A4ブロックに関するQ&Aセッション

A4-QA 17:30-17:40

質疑応答

A4ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-19 09:30-10:55
  • OP2
  • オープニングリマークス
  • 09:30-09:35

2日目開催のご挨拶

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員長

名古屋大学大学院
情報学研究科 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 教授、所長
高田 広章

OP2 09:30-09:35

オープニングリマークス

2日目開催のご挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員長
  • 名古屋大学大学院
    情報学研究科 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 教授、所長
  • 高田 広章
  • K2
  • 基調講演
  • 09:35-10:15

「ソフトウェアディファインド」の本質とキーテクノロジー

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社

代表取締役
副社長執行役員 CTO  
BTCイノベーション担当 
サイバーセキュリティ担当
知的財産担当
水山 正重

K2 09:35-10:15

基調講演

「ソフトウェアディファインド」の本質とキーテクノロジー

セッション概要

SDVは自動車の価値や競争のありかたに大きな変化をもたらす「ゲームチェンジャー」である。その本質的な変化とはどういうものか? どのように引き起こされるのか?ソフトウェアディファインド化によって自動車の開発に起こる根本的な変化である「ソフトウェアファースト」とはどういうものか?どのような技術が必要になるのか?さらに、技術のみならずエコシステムがどのように重要になるか?といったことについてパナソニックオートモーティブの取り組みとともに紹介する。

講師写真
  • パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
  • 代表取締役
    副社長執行役員 CTO  
    BTCイノベーション担当 
    サイバーセキュリティ担当
    知的財産担当
  • 水山 正重 氏
講師プロフィール

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社の代表取締役副社長執行役員
CTOとして、BTCイノベーション、サイバーセキュリティ、知的財産の各分野に従事。
1988年に松下電器産業株式会社に入社し、OS技術開発や携帯電話・スマート
フォンの商品・要素技術開発などを幅広く経験。その後、オートモーティブ事業部
門でのインフォテインメント事業技術責任者や先行技術開発責任者を経て、現在
の役職に至る。卓越した技術力とリーダーシップが業界内外で高い評価を受けて
おり、常に新たなイノベーションを追求している。

  • S2
  • 特別講演(MBD;モデルベース開発)
  • 10:15-10:45

SDV時代におけるモデルベースアプローチとデータマネジメントの在り方

株式会社IDAJ

MBDプロセス・ソリューション本部 副本部長
玉手 弘一郎

S2 10:15-10:45

特別講演(MBD;モデルベース開発)

SDV時代におけるモデルベースアプローチとデータマネジメントの在り方

セッション概要

自動運転やSDVに代表される自動車産業の技術革新は機能の複雑化をもたらし、開発プロセス、さらにはプロダクトライフサイクルそのものが大きく変化することが予想されます。このような状況の下、ISO26262などの規格に準拠して設計開発を進めるためには、デジタルエンジニアリングを活用したプロセスへの移行と、そこで得られた成果物を利活用可能な状態で管理するための枠組みが求められます。本講演では、機能安全認証に対応したプロセスにおけるモデル活用の姿と実現手段についてご紹介します。

講師写真
  • 株式会社IDAJ
  • MBDプロセス・ソリューション本部
  • 副本部長
  • 玉手 弘一郎 氏
講師プロフィール

2004年株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン(現IDAJ)入社。 3次元熱流体解析、および多目的ロバスト設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」を用いた設計最適化のコンサルティング業務に従事。 現在は各解析技術を統合するMBDソリューションの技術責任者。

  • K2-S2/QA
  • 質疑応答
  • 10:45-10:55

K2/S2に関するQ&Aセッション

K2-S2/QA 10:45-10:55

質疑応答

K2/S2に関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-19 11:10-12:20
  • B1-1
  • 招待講演(APIの標準化)
  • 11:10-11:40

SDVのAPI標準化に関するJASPARの取り組み

一般社団法人JASPAR

本田技研工業株式会社 API技術ワーキング 主査
坪内 一雄

B1-1 11:10-11:40

招待講演(APIの標準化)

SDVのAPI標準化に関するJASPARの取り組み

セッション概要

本講演では、近年急速に注目度が上がっているソフトウェア デファインド ビークル (SDV)に対するJASPARの取り組みについて紹介する。
SDV化により、これまでにない新しい価値提供が期待されている。一方で、ソフトウェアの開発ボリュームは増加の一途をたどり、もはやOEMが1社で開発できる限界を超えようとしている。
JASPARではSDVのキーテクノロジであるAPI(Aplication Programming Interface)に着目し、OSS(Open Source Software)を前提としたSDVのエコシステム構築を目指した活動に着手した。その活動内容や計画について紹介する。

講師写真
  • 一般社団法人JASPAR
  • 本田技研工業株式会社
  • API技術ワーキング 主査
  • 坪内 一雄 氏
講師プロフィール

本田技研工業(株)において、SDVに向けた次世代E/Eアーキ、ソフトウェアPFの開発を担当。
1991年にFA製品に関わる組み込みソフト開発に従事した後、2001年に国内Tier1へ異動。カーナビゲーションのソフトウェアPFの開発を担当し、マルチコア、Linuxを使ったカーナビゲーションシステムの製品化、その後、統合システムのソフトウェアアーキテクチャ、及びソフトウェアPFの開発をリードしてきた。
2024年に本田技研工業(株)へ異動し、2025年1月よりAPI技術WGの主査を担当となった。

  • B1-2
  • ソリューション講演(ソフトウェアプラットフォーム、先進開発手法)
  • 11:40-12:10

SDV/Platform化に対応したCS・FS・SOTIF活動について

SGSジャパン株式会社

Connectivity Functional Safety Manager
青木 友保

B1-2 11:40-12:10

ソリューション講演(ソフトウェアプラットフォーム、先進開発手法)

SDV/Platform化に対応したCS・FS・SOTIF活動について

セッション概要

SDV/プラットホーム化により、システムアーキテクチャが大きく変わることが予想されます。車両機能を「個々のECUで実現する構成」から「統合ECUのアプリケーションソフトウェアで実現する構成」へ変化していきます。その際、自社で完結していた機能安全、サイバーセキュリティ、SOTIFの活動も他社とのやり取りを含んだ活動となる可能性があります。
自社HW/SWへ他社SWを実装するための制約/前提条件の提供と規格成果物の取りまとめなど、プロジェクトの時間軸、複数の規格適合、会社間の役割分担を検討して推進していく必要がありますが、検討すべき項目が多すぎるため実施困難な活動となります。
本講演では、プロジェクトの早い段階で決められる/決まりやすい事例をそれぞれの規格ごとに紹介いたします。

講師写真
  • SGSジャパン株式会社
  • Connectivity Functional Safety
  • Manager
  • 青木 友保 氏
講師プロフィール

Tier 1にて長年EPSの開発に従事。同じTier 1内にて機能安全エンジニアを数年経験後、SGSに入社。2012年よりSGSジャパンとして機能安全チームの立ち上げを対応し、国内外のOEMおよびECUベンダー、半導体メーカーを数多く支援。支援内容はISO 26262に限らず、Automotive SPICE、サイバーセキュリティ、SOTIF、AIや機械安全など幅広く実施。
機能安全チームのマネージャーとしてアジア地域や欧州地域とのコミュニケーションを通して、各国の規格対応状況などにも精通。

  • B1-QA
  • Q&A
  • 12:10-12:20

B1ブロックに関するQ&Aセッション

B1-QA 12:10-12:20

Q&A

B1ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-19 12:30-12:50
  • L2
  • ソリューション講演
  • 12:30-12:50

複雑化する自動車ソフトウェアの性能検証と課題解決の手法とは

株式会社DTSインサイト

事業本部 プロダクト事業部 開発部 開発一課 課長
木村 健太郎

L2 12:30-12:50

ソリューション講演

複雑化する自動車ソフトウェアの性能検証と課題解決の手法とは

セッション概要

SDV時代の自動車開発は、高度な自動運転制御やバッテリー制御、ECU間通信やサーバーとの通信など、ソフトウェアでの機能実現の重要性が益々高まってきております。
これらを支える電子システムも、個別のECUの高度化だけではなく、複数のECUを統合し機能を集約した大規模なSoCへ採用するアーキテクチャへと変革しています。
このような高度化・大規模するSoCを用いた開発において、システム全体の挙動の把握が困難であったり性能が出ないといった課題や経験をお持ちではないでしょうか?
本講演ではこれらの課題を弊社独自の動的解析手法を使い、仮想化基板やECU/実機上で動作するソフトウェアの性能計測や分析手法を紹介いたします。

講師写真
  • 株式会社DTSインサイト
  • 事業本部 プロダクト事業部 開発部 開発一課
  • 課長
  • 木村 健太郎 氏
講師プロフィール

1999年に入社以来、adviceシリーズICEのデバッガ開発に従事。組込みOS、マルチコア、SMP-OS、組込みシステムの進化に応じた設計を担当。
2009年頃から動的解析ツールTRQerにてマルチコアの可視化、性能計測の開発に従事。
その後、2019年よりHypervisorのデバッグ、各種Hyprevisorの可視化・解析に関する研究開発・受託開発・製品開発を推進中

2025-02-19 13:30-14:40
  • B2-1
  • 招待講演(通信技術、6G)
  • 13:30-14:00

5G evolution and 6G

株式会社NTTドコモ

R&D戦略部 Chief Standardization Officer
中村 武宏

B2-1 13:30-14:00

招待講演(通信技術、6G)

5G evolution and 6G

セッション概要

5Gのさらなる高度化と6Gを目指した研究開発および国際標準化が進められている。5Gの導入時より、自動車業界含む他業界とICT業界との連携による業務効率化、社会課題解決や新たなユースケースとビジネス開拓が進められており、6Gに向けてさらなる発展が期待されている。本講演ではNTTドコモの5Gの高度化と6Gに関するコンセプトや最新の取り組みとともに、それらのクルマ業界への貢献とセルラーV2Xに関する動向や取り組みについて説明する。

講師写真
  • 株式会社NTTドコモ
  • R&D戦略部
  • Chief Standardization Officer
  • 中村 武宏 氏
講師プロフィール

1990年 横浜国立大学 修士卒。1990年 NTT入社。1992年より、NTT DOCOMOにてW-CDMA, HSPA, LTE/LTE-Advanced, 5G, 5G evolution & 6Gの研究開発および標準化に従事。(株)NTTドコモ執行役員を経て現在、(株)NTTドコモ チーフ スタンダーダイゼーション オフィサー。
1997年より国内外での移動通信システム標準化活動に参加。1999年より、3GPPでの標準化に参加し、2005-2013年 3GPP TSG-RAN副議長および議長、2014-2024年 5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理およびミリ波普及推進アドホック主査、2019-2024年 Beyond 5G推進コンソーシアム 白書分科会主査を歴任。現在、ITS情報通信システム推進会議 セルラーシステムTG主査、XGモバイル推進フォーラムの5Gおよび6G関連プロジェクトリーダー、5G-ACIA Board memberとして、標準化活動および業界間連携強化に従事。

  • B2-2
  • ソリューション講演
  • 14:00-14:30

モビリティDX戦略の実現に向けたソフトウェア人材の育成(仮)

トレノケート株式会社

営業本部 人材育成ソリューション部 部長
三浦 美緒

B2-2 14:00-14:30

ソリューション講演

モビリティDX戦略の実現に向けたソフトウェア人材の育成(仮)

セッション概要

「クルマのソフトウェア化」の促進、他業界におけるDXとの連動を受け、自動車業界においてもソフトウェア人材育成が課題とされています。

IT人材不足が顕著となっている昨今、自動車業界に関わらずいずれの業界でも外部からの採用だけでは必要な人材を確保するのが困難な状況です。

ドメイン知識を有する自社のビジネスリーダーこそ、データ基盤構築や生成AI、クラウドの利活用促進など、IT/ソフトウェア技術の知識が必要な時代を迎えています。IT企業へ開発を委託するにも、ベンダーコントロールのためにIT・デジタルの知識やスキルが役立ちます。

創業より30年、IT・デジタル人材育成専業で取り組み続けるトレノケートが、人材育成の事例をもとに各種のスキル標準を紐解きながら、IT・デジタル人材育成のトレンドをご紹介します。

講師写真
  • トレノケート株式会社
  • 営業本部 人材育成ソリューション部
  • 部長
  • 三浦 美緒 氏
講師プロフィール

前職では外資系UNIXベンダー企業にて、UNIXを中心としたオープン環境における運用管理システムの提案・設計・構築などに従事。「研修受講/自主学習」と「現場経験」の学習サイクルを継続・研鑽することがITエンジニアの成長と価値向上につながると実感し、多くの人の知識修得とスキルアップを支援したいとの考えから現職に至る。
以降、2002年からLinuxほかOSS関連コースを担当し、2018年からは Amazon Web Services の認定講師を務める。テクニカルトレーニング講師歴は20年以上。現在は、人材教育コンサルタントとして、お客様のDX人材育成やクラウド人材における課題解決の支援に従事する。

AWS Authorized Instructor Award 2021 Best Instructor CSAT 部門2位
2023 Japan AWS All Certifications Engineer
【資格】

AWS認定インストラクター(AAI)
2023 Japan AWS All Certifications Engineer(AWS認定12冠)
情報処理安全確保支援士(登録番号 第027541号)
ITIL® v4 Foundation
JDLA Deep Learning for GENERAL 2021 #3
Certificate of Cloud Security Knowledge(CCSK)

  • B2-QA
  • 質疑応答
  • 14:30-14:40

B2ブロックに関するQ&Aセッション

B2-QA 14:30-14:40

質疑応答

B2ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-19 15:00-16:10
  • B3-1
  • 招待講演(車載用SoC)
  • 15:00-15:30

自動車用先端SoCの研究開発

自動車用先端SoC技術研究組合

専務理事
川原 伸章

B3-1 15:00-15:30

招待講演(車載用SoC)

自動車用先端SoCの研究開発

セッション概要

CASEの進展により、クルマの知能化・情報化・電動化が大きく進み、搭載されるソフトウエア、電子システムが大規模化、それらを統合的に制御する高性能なデジタル半導体、SoCが重要である。日本のクルマにはバリエーションがあり、回路規模が異なるため、現状は、異なるベンダーのSoCを使い、同じソフトが使えず、ソフト変更の開発費が膨大という課題があった。ASRAでは、これをチップレットの技術を用いて、コンパクトカーから高級車まで同じソフトウエア環境を提供、SDVを実現するSoCハードウエアプラットフォームの実現を目指している。

講師写真
  • 自動車用先端SoC技術研究組合
  • 専務理事
  • 川原 伸章 氏
講師プロフィール

1983年日本電装(株)(現デンソー)入社、研究開発部にて半導体センサ、電子システムの研究開発に従事、2009年情報安全事業部、エアコンECU、HMI、カメラ製品設計、製品担当部長、2015年デンソー基礎研究所所長、2020年MIRISE Technologies(車載半導体先行開発会社)取締役、2023年 自動車用先端SoC技術研究組合専務理事(兼務)

  • B3-2
  • ソリューション講演(品質/アシュアランスケース)
  • 15:30-16:00

モダン開発における、品質確保に向けたガイオの取り組み

ガイオ・テクノロジー株式会社

ソリューション事業本部 技術1部 部長
伊澤 和幸

B3-2 15:30-16:00

ソリューション講演(品質/アシュアランスケース)

モダン開発における、品質確保に向けたガイオの取り組み

セッション概要

当社は、組込ソフトウェアの品質・確保の諸作業の自動省力化を追求したツールを展開、昨今は、ソフトウェアが果たす役割が増加し、年々大規模化・複雑化が加速していると同時に短期開発が求められる中、品質確保の課題と自動省力化を進める当社の取り組みを紹介する。

講師写真
  • ガイオ・テクノロジー株式会社
  • ソリューション事業本部 技術1部
  • 部長
  • 伊澤 和幸 氏
講師プロフィール

前職では、大手自動車系サプライヤにて制御・ソフト開発の業務に従事した後、2024年8月ガイオ・テクノロジーに入社、ソフトウェア開発支援ツールのプリセールスとエンジニアリングサポートに携わっている。

  • B3-QA
  • 質疑応答
  • 16:00-16:10

B3ブロックに関するQ&Aセッション

B3-QA 16:00-16:10

質疑応答

B3ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-19 16:30-17:40
  • B4-1
  • 招待講演(SDV開発、APIの標準化)
  • 16:30-17:00

Open SDV Initiative の目指すもの

Open SDV Initiative

名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 特任教授
二宮 芳樹

B4-1 16:30-17:00

招待講演(SDV開発、APIの標準化)

Open SDV Initiative の目指すもの

セッション概要

自動車の新たな潮流であるSDV (Software Defined Vehicle)は,車のスマホ化と例えられる「販売後の自動車の性能や機能が向上する」枠組みであり,米中では既にSDV車両が市場に登場している。日本でも経産省が2030年に日本勢がSDV車の世界シェアの3割とする目標が掲げられている。Open SDV Initiative (OSDVI)はそんな中で立ち上がった,名古屋大学中心の技術開発コンソーシアムであり,SDV化の中で重要となるビークルOSやAPIの標準仕様策定を目的としている。SDV車の標準仕様の策定は,欧州COVESAや中国のCAAMなどの活動があるが,OSDVIは車のIVIやAD/ADASのアプリ開発に3rd Partyが参入できるAPIの標準仕様を目標に2024年10月に発足し,2025年3月末までに一次案の策定を狙っている。

講師写真
  • Open SDV Initiative
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 特任教授
  • 二宮 芳樹 氏
講師プロフィール

1983年(株)豊田中央研究所入社。車の知能化,自動運転の研究に従事。トヨタのADAS,自動運転開発にも関与。2014年現職の名古屋大学特任教授に就任。COIプロジェクトの領域リーダとして名古屋大の自動運転研究を牽引。2015年設立メンバーの一人として(株)TIERIVを大学発ベンチャーとして立ち上げ,フェローとして従事。2024年名古屋大学のOpen SDV Initiativeにメンバー参加し,AD/ADAS WGリーダ。40年以上の自動運転研究歴があり,講演や論文など多数。「モビリティイノベーションシリーズ 自動運転」(コロナ社)など著作。

  • B4-2
  • ソリューション講演(ソフトウェアプラットフォーム、IVI)
  • 17:00-17:30

ゲームの理論でSDVを紐解いたら、世界はもっとシンプルだった件

株式会社CRI・ミドルウェア

モビリティ事業部 副部長
近藤 文仁

B4-2 17:00-17:30

ソリューション講演(ソフトウェアプラットフォーム、IVI)

ゲームの理論でSDVを紐解いたら、世界はもっとシンプルだった件

セッション概要

ゲームクリエーターは、日々感性の赴くままに仕事をしながら、ソフトウェアで生み出す面白さを価値(SoftwareDefinedValue)に変えて、世界中の人々を熱狂させている。今やゲームの価値の大半は、その発売後に生み出されるコンテンツによって成立しており、投資に対して数千倍にも及ぶインパクトを市場に与えて続けるのだ。そこにはゲーム業界のノウハウが凝縮された、ソフトウェアの制作を徹底的にシンプルにしながらも、感動体験という価値を生み出すための方法論と技術が存在する。ハードウェアで差がつかない、ソフトパワーだけで勝ち残っていく世界で得た答えと、モビリティでの活用方法を共有する。

講師写真
  • 株式会社CRI・ミドルウェア
  • モビリティ事業部
  • 副部長
  • 近藤 文仁 氏
講師プロフィール

1997年にセガ入社。ディレクションもできるメインプログラマーとして、業務用・家庭用双方のゲーム制作に携わる。
自らゲーム開発を行う傍ら、業界のノウハウと映像技術を集約した統合環境「アクロアーツ」を整備、モビリティでのSDV/OTAに相当する、「コンテンツダウンロードモデル」にもフル対応し、数多くのタイトルを支えた。
2018年にCRI・ミドルウェアに入社後は、組込み業界向けの開発を経て、2022年より現職へ。ゲームの技術をモビリティ業界でも活かしながら、CRIWARE for Mobilityの発展に尽力する。
まとまった休みが取れるとキャンピングカーを繰り出し、日本各地の秘湯を巡っている。

  • B4-QA
  • 質疑応答
  • 17:30-17:40

B4ブロックに関するQ&Aセッション

B4-QA 17:30-17:40

質疑応答

B4ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-20 09:30-10:55
  • OP3
  • オープニングリマークス
  • 09:30-09:35

3日目開催のご挨拶

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長

立命館大学
経営学部 教授
徳田 昭雄

OP3 09:30-09:35

オープニングリマークス

3日目開催のご挨拶

セッション概要

講師写真
  • 「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長
  • 立命館大学
    経営学部
  • 教授
  • 徳田 昭雄
  • K3
  • 基調講演
  • 09:35-10:15

自動運転の現状と安全性基準の考え方

独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所

自動車安全研究部 自動運転研究統括監/部長
河合 英直

K3 09:35-10:15

基調講演

自動運転の現状と安全性基準の考え方

セッション概要

自動運転車の開発、普及状況について説明した後に、自動運転レベル4車両の社会実装にむけて行われている取り組みについて、日本での事例を中心に紹介する。今後の自動運転車普及に向けた我々の法的な懸念的について提示し、これからの自動運転車の社会実装に対する課題について述べる。

講師写真
  • 独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所
  • 自動車安全研究部
  • 自動運転研究統括監/部長
  • 河合 英直 氏
講師プロフィール

交通安全環境研究所(NTSEL)の自動運転研究統括監及び自動車安全研究部長並びに自動運転基準化研究所の所長として、自動運転車の安全性に関する研究・試験手法開発を担当している。 内燃機関の燃焼研究及び排ガス測定の分野で 30 年以上、研究者としての経験を有している。また、電気自動車の性能や自動運転車の安全性に関する試験手法のマスタープランを 10 年以上にわたり策定してきた。現在も、自動運転車の国際的な安全基準の策定に貢献し続けている。2023年4月、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)よりU.S. Government Special Award of Appreciation(特別賞)を受賞。

  • S3
  • 特別講演(サイバーセキュリティ)
  • 10:15-10:45

AIが切り拓くモビリティ時代のセキュアソフトウェア開発:In-CarとOut-Car開発におけるAppSec戦略

ブラック・ダック・ソフトウェア合同会社

セールスエンジニアリング マネージャー
勝岡 宣彦

S3 10:15-10:45

特別講演(サイバーセキュリティ)

AIが切り拓くモビリティ時代のセキュアソフトウェア開発:In-CarとOut-Car開発におけるAppSec戦略

セッション概要

現在の自動車産業は、コネクテッドカーや自動運転技術の進展に伴い、ソフトウェア依存が加速しています。この進化は、新たな顧客価値を生む一方で、セキュリティ・リスクの拡大を招きます。本セッションでは、車内(In-Car)および車外(Out-Car)のソフトウェア開発において必要な品質・セキュリティ活動を明確化し、最新のアプリケーション・セキュリティのトレンドに基づいた実践的アプローチを提案します。また、AI生成コードの利用に伴うコンプライアンスとセキュリティ対策にも焦点を当て、AI生成コードの検証手法やリスク管理、セキュアなコーディングのベスト・プラクティス、そしてサプライチェーン全体を通じたセキュリティ強化のアプローチについても解説します。

講師写真
  • ブラック・ダック・ソフトウェア合同会社
  • セールスエンジニアリング
  • マネージャー
  • 勝岡 宣彦 氏
講師プロフィール

半導体技術商社のソフトウェア部門にてエンジニアとして組み込みソフトウェアの開発を行い、その後FAEとしてソフトウェア品質に関わる製品を、家電、車載、FA、放送、ゲーム等、幅広い分野の顧客に対しプリセールスからポストセールスまでを担う。2017年からアプリケーション・セキュリティ業界にて自動車・エンベデッド業界を中心に、高品質でセキュアなソフトウェアの開発を支援するソリューションに従事。

  • K3-S3/QA
  • 質疑応答
  • 10:45-10:55

K3/S3に関するQ&Aセッション

K3-S3/QA 10:45-10:55

質疑応答

K3/S3に関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-20 11:10-12:20
  • C1-1
  • 招待講演(SDVビジネス、トレーサビリティ)
  • 11:10-11:40

Web3時代に日本自動車産業が生き残るための戦略
〜カギを握る中古車バリューチェーンと電池パスポート〜

株式会社伊藤忠総研

エグゼクティブ・フェロー/
Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)
理事/
The Drivery
アドバイザー
深尾 三四郎

C1-1 11:10-11:40

招待講演(SDVビジネス、トレーサビリティ)

Web3時代に日本自動車産業が生き残るための戦略
〜カギを握る中古車バリューチェーンと電池パスポート〜

セッション概要

講師写真
  • 株式会社伊藤忠総研
  • エグゼクティブ・フェロー/
    Mobility Open Blockchain Initiative(MOBI)
    理事/
    The Drivery
    アドバイザー
  • 深尾 三四郎 氏
講師プロフィール

1981年東京生まれ。経団連奨学生として麻布高校から英UWCに留学し国際バカロレアを取得。2003年英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)地理・環境学部卒。ヘッジファンドや国内外金融機関でのアナリストを経て、19年より現職。自動車業界で世界最大のブロックチェーン国際標準化団体「MOBI」ではアジア人として唯一の理事、欧州最大のモビリティ系スタートアップハブ「The Drivery」でアドバイザー(顧問)も務める。著書に『モビリティ・ゼロー脱炭素時代の自動車ビジネス』(日経BP)等。

  • C1-2
  • ソリューション講演(検証技術/高信頼設計技術)
  • 11:40-12:10

SDVにおけるソフトウェアテストの現場はどう効率化されるべきか

ハートランド・データ株式会社

セールス&カスタマーサクセス部 部長
新井 雅嗣

C1-2 11:40-12:10

ソリューション講演(検証技術/高信頼設計技術)

SDVにおけるソフトウェアテストの現場はどう効率化されるべきか

セッション概要

SDV開発において開発期間の短縮が望まれる中、さまざまなアプローチが実践されてきている。
コンカレントエンジニアリングもSDV開発のためのフロントローディングの一例ではあるが、CPUや接続デバイスを仮想化したハードウェア上で開発やテストの実施もトレンドの一つになっている。
しかしながら、SDVとはいえ、最終的にはハードウェアがともなうのが車であり、ハードウェアを伴ったテストは欠かすことはできないはずである。
本セッションでは、SDV開発のトレンドを踏まえつつ、ハードウェアをともなう現場でのテストにおけるSDV開発スタイルに見合った効率化手法を紹介する。

講師写真
  • ハートランド・データ株式会社
  • セールス&カスタマーサクセス部
  • 部長
  • 新井 雅嗣 氏
講師プロフィール

ハートランド・データ入社後、15年にわたりソフトウェア開発業務に従事。マイコン, DSP, FPGA, PCアプリなど多くの開発案件を手掛ける。その後、現場目線のスピード感ある技術サポートをモットーに全国を駆け回り、ユーザーへのツールサポートを実施。現在は、弊社テストツールの開発最高責任者として培った経験をもとに、開発現場の課題を即解決できるセールスとサポートチームを統括中。

  • C1-QA
  • 質疑応答
  • 12:10-12:20

C1ブロックに関するQ&Aセッション

C1-QA 12:10-12:20

質疑応答

C1ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-20 13:30-14:40
  • C2-1
  • 招待講演(AI(人工知能)活用、SDV開発)
  • 13:30-14:00

SDVと生成AI連携の開発事例とデモ

株式会社デンソー

統合システム開発部 課長
近藤 真之

C2-1 13:30-14:00

招待講演(AI(人工知能)活用、SDV開発)

SDVと生成AI連携の開発事例とデモ

セッション概要

弊社で開発中のSDV基盤Quadを紹介する。Quadは車載ソフト、クラウドシステム、PC向け開発環境を備えたSDV基盤である。
車載機ではDockerベースのアプリケーションを車載で動かし、データ収集やエッジAI処理を行うことができる。
クラウドは車載機の管理、車載機へのアプリOTAインストールができる管理システムの他、データを解析、可視化するためのシステムが統合されている。
開発環境は実車両なしで車載アプリを開発するためのシミュレーターが用意されており、実車・実機レス開発を実現している。
このSDV基盤の紹介に加え、生成AIを統合したユーザー体験のデモを紹介する。

講師写真
  • 株式会社デンソー
  • 統合システム開発部
  • 課長
  • 近藤 真之 氏
講師プロフィール

2005年に株式会社デンソーに入社。車載ソフトウェア開発に従事。 2021年からはSoftwareDefinedVehicle開発を担当。 未踏ソフト創造事業スーパークリエーター/天才プログラマ。 デンソー社内のスペシャリスト認定制度SOMRIEで、初のダブル認定を取得。

  • C2-2
  • ソリューション講演(DevSecOps、開発プロセス、先進開発手法)
  • 14:00-14:30

DevSecOps – SDV、Fusa アプリケーション開発のベストプラクティス

富士設備工業株式会社

電子機器事業部 電子機器事業部長
浅野 義雄

C2-2 14:00-14:30

ソリューション講演(DevSecOps、開発プロセス、先進開発手法)

DevSecOps – SDV、Fusa アプリケーション開発のベストプラクティス

セッション概要

SDV などエッジデバイスとクラウドからなるシステムの開発に DevSecOps が注目されている。これは頻繁なリリースを達成しながら、安全でセキュアなソフトウェアを開発するためのベストプラクティスとして知られ、航空・宇宙業界にも採用され始めている。デジタルスレッド/デジタルツインで強化された DevSecOps を適用した大規模開発の事例を交えて、航空・宇宙業界に採用されてきた検証ツールが、DevSecOps への速やかな移行に貢献することを紹介する。

講師写真
  • 富士設備工業株式会社
  • 電子機器事業部
  • 電子機器事業部長
  • 浅野 義雄 氏
講師プロフィール

組込みシステム開発ツール業界に25年以上の経験。現在、富士設備工業にて、
海外で先行する開発手法の国内導入支援を行っている。

  • C2-QA
  • 質疑応答
  • 14:30-14:40

C2ブロックに関するQ&Aセッション

C2-QA 14:30-14:40

質疑応答

C2ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-20 15:00-16:10
  • C3-1
  • 招待講演(データ利活用、新サービス創造、人材育成)
  • 15:00-15:30

モータースポーツデータの活用と『SFgo』が描く未来(仮)

株式会社日本レースプロモーション

代表取締役社長
上野 禎久

C3-1 15:00-15:30

招待講演(データ利活用、新サービス創造、人材育成)

モータースポーツデータの活用と『SFgo』が描く未来(仮)

セッション概要

2023年1月中旬よりサービスを開始した『SFgo(エスエフゴー)』は「デジタルの力でドライバーの魅力を余すことなくお伝えする」というコンセプトのもと、レースの中継映像に加え、各車オンボードカメラの映像と車両のテレメトリーデータ、高精度GPSによる位置情報やチーム無線まで、ドライバーのあらゆる情報をリアルタイムにお客様自ら選択し、楽しむことができ、これまでのレース視聴体験をアップデートしている。また、車両から取得される様々なデータはモータースポーツ業界のみならず、様々な業種業界におけるデータサイエンティストの人材育成への貢献を目指している。

講師写真
  • 株式会社日本レースプロモーション
  • 代表取締役社長
  • 上野 禎久 氏
講師プロフィール

上野 禎久◎株式会社日本レースプロモーション(JRP)代表取締役社長。1964年9月19日生まれ、三重県桑名市出身。1988年鈴鹿サーキットランド(現ホンダモビリティランド)に入社し、レース運営、広報、マーケティング等に従事した後、2017年にJRPへ出向。2018年取締役スーパーフォーミュラ事業本部長、2021年に「SF NEXT50」プロジェクト推進の使命を担い、現職就任。

  • C3-2
  • ソリューション講演(サイバーセキュリティ)
  • 15:30-16:00

今後想定されるPSIRT活動の方向性(仮)

株式会社NDIAS

自動車セキュリティ事業部 エキスパートセキュリティコンサルタント
中尾 将吾

C3-2 15:30-16:00

ソリューション講演(サイバーセキュリティ)

今後想定されるPSIRT活動の方向性(仮)

セッション概要

自動車業界ではいち早くサイバーセキュリティに関する国連規則UN-R155が施行され、業界一体となって脅威・脆弱性情報の収集など行うISACの発足などを経て、業界全体でPSIRT活動が活発化している。
本セッションでは、自動車業界でのPSIRTの現状から、今後想定されるPSIRT活動の方向性を解説する。

講師写真
  • 株式会社NDIAS
  • 自動車セキュリティ事業部
  • エキスパートセキュリティコンサルタント
  • 中尾 将吾 氏
講師プロフィール

国内電機メーカ研究所にて、組込みシステムの仮想テスト環境および次世代ECUの研究開発を推進。2017年に株式会社野村総合研究所に入社し、NRIセキュアテクノロジーズに出向後は、自動車を中心としたIoTシステムのコンサルティング、セキュリティ診断に従事。2019年からは株式会社NDIASに出向し、自動車のセキュリティ事業全般に携わるとともに、PSIRT支援およびR&Dを推進。

  • C3-QA
  • 質疑応答
  • 16:00-16:10

C3ブロックに関するQ&Aセッション

C3-QA 16:00-16:10

質疑応答

C3ブロックに関するQ&Aセッション

セッション概要

2025-02-20 16:30-17:15
  • K4
  • 基調講演
  • 16:30-17:10

スズキの考える次世代モビリティサービス

スズキ株式会社

次世代モビリティサービス本部 常務役員 次世代モビリティサービス本部長
熊瀧 潤也

K4 16:30-17:10

基調講演

スズキの考える次世代モビリティサービス

セッション概要

自動車業界は100年に一度の大変革期と言われている中で、当社はひとり一人の“暮らし”と“人生”に寄り添う新たな価値の創造に取り組んでいる。
今回は、次の100年に向けた当社の次世代モビリティサービスに関する取り組みやパートナー企業様との共創について紹介する。

講師写真
  • スズキ株式会社
  • 次世代モビリティサービス本部
  • 常務役員 次世代モビリティサービス本部長
  • 熊瀧 潤也 氏
講師プロフィール

スズキ株式会社 常務役員 次世代モビリティサービス本部長。1993年スズキに入社。主に海外営業に携わり、約12年にわたりヨーロッパに駐在。帰国後、1人で新規事業部門を立ち上げ、CASEのコネクテッド領域の開発や、データサイエンス、サービス開発、事業創出などを担当。

  • K4-QA
  • 質疑応答
  • 17:10-17:15

K4に関するQ&Aセッション

K4-QA 17:10-17:15

質疑応答

K4に関するQ&Aセッション

セッション概要

  • お問い合わせ
  • 「第10回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2025 オンライン」運営事務局
  • E-Mail : auto-software-frontier@impress.co.jp