セッション概要
我々は,車載システムを対象に形式手法の実践的応用を進めてきた.実製品へ適用することにこだわり,国内サプライヤとの共同研究を通じて,AUTOSAR OSを含む複数の車載システム製品に適用し,商用ツールをリリースした.現在は JST/CRESTプロジェクトを実施しており,自動運転システムへ対象を拡大している.本プロジェクトでも「実システムへの適用」を重視し,TIER IVと連携してAutowareを対象に研究を進めている.これまでに,シミュレータを用いた検証フレームワークを提案し,獲得データを形式手法と組み合わせて検証する手法を開発した.本講演では,研究成果を振り返るとともに,自動運転システムの安全性検証における挑戦と展望を述べる.