セッション概要
従来、流体解析技術(CFD)は自動車の設計開発工程において空力性能やエンジン性能の向上等に広く貢献してきた。近年の電動化の急拡大に伴い、自動車(EV)に求められる性能は著しく変化し、特に効率的なサーマルマネジメントは不可欠なものとなった。具体的には熱害によるバッテリー劣化やモーターのエネルギー変換効率低下等の課題があり、CFDの利用方法も大きく変化した。本セッションではCradle CFDによるサーマルマネジメント技術(大規模熱流体解析やバッテリー解析, 機械学習等)を紹介する。